iPhone SE (2nd generation)をチェック
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Appleが販売を開始した「iPhone SE (2nd generation)」をチェックしてみました。
A13 Bionicを搭載し、メインメモリは3GB、Wi‑Fi 6、2x2 MIMOとLAA対応ギガビット級LTE、デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)に対応しています。
ホワイト、ブラック、(PRODUCT)REDの3色がラインアップされています。
同梱品は、EarPods with Lightning Connector、Apple Lightning - USBケーブル、Apple 5W USB電源アダプタで、iPhone 11と同じです。
別売りの18W以上の電源アダプタを使用することで、30分で最大50%充電することが可能です。
ホワイトは、iPhone 11にもありますが、iPhone 6からiPhone 8までのデザインを採用したモデルとしては初めてのカラーとなります。
iPhone SE (2nd generation)の背面にあるAppleロゴは、iPhone 11、iPhone 11 Proなどと同様に中位置に配置されています。
また、iPhone 11、iPhone 11 Proと同じく、背面に「iPhone」の表記がされなくなりました。
iPhone SE (2nd generation)の背面カメラは、iPhone 8と同じ12MP広角カメラ、ƒ/1.8絞り値です。
光学式手ぶれ補正、6枚構成のレンズ、LED True Toneフラッシュとスローシンクロ、サファイアクリスタル製レンズカバーなども継続採用されています。
本体の重さは147gで、iPhone 8と同じ重さとなります。
Accessory Design Guidelines for Apple Devices R12の図面にあるように、iPhone SE (2nd generation)は、基本的にiPhone 8用ケースが使用できます。
バッテリー容量はiPhone 8と同じ1821mAhですが、艾奥科技のバラジ動画にある通り、内蔵バッテリーユニットのコネクタ形状が変わっているため、iPhone 8用内蔵バッテリーは使用できなくなっています。
iPhone SE (2nd generation)は、iPhone 8同様に、Qiワイヤレス充電に対応しています。
一般的なQiワイヤレス充電機を使用した場合は最大5W、Appleの特別なQiワイヤレス仕様に対応したQiワイヤレス充電機を使用した場合は最大7.5Wで充電できます。
なお、Lightningコネクタを使用した充電の方が早いのは変わっていません。
iPhone SE (2nd generation)は、iPhone 8に装備されていた3D Touchがなくなり、iPhone XRから採用された「触覚タッチ」に変更されています。
Taptic Engineという触覚フィードバック装置を使用し、動作する際は必ずこのTaptic Engineによって端末が僅かに振動し、使用者に触覚タッチがアクティブになったことを知らせるようになっています。
iPhone SE (2nd generation)は、iPhone 8と同様に、指紋認証システム「Touch ID」を装備したホームボタンが搭載されています。
指紋は最大5個まで登録することが可能です。
なお、指紋を1つ追加するたびに、指紋認識にかかる時間が若干長くなります。
iPhone SE (2nd generation)には、専用壁紙として異なる配色による渦巻きデザインを取り入れた静止画が入っています。
デザインは6種類で、それぞれライトとダークのパターンが用意されています。
なお、iPhone SE (2nd generation)に「Live」壁紙は含まれていません。
iPhone SE (2nd generation)には、iPhoneの充電が必要な状態になっても最大 5 時間までApplePayでエクスプレスカード設定したカードが使用できる「予備電力機能付きエクスプレスカード」機能が搭載されています。
これまで、iPhone 7、iPhone 8の場合、iPhoneの充電が必要な状態になるとApplePayは使用できませんでした。
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降から搭載された、nano-SIM と eSIM を使った「デュアル SIM」に対応しています。
eSIM はデジタル SIM なので、物理的な nano-SIM を使うことなく、通信事業者 (キャリア) のモバイル通信プランをアクティベートすることができます。
なお、iPhone SE (2nd generation)に、2 枚の nano-SIM カードを使ったデュアル SIM に対応したモデルは用意されていません。
iPhone SE (2nd generation)のRetina HDディスプレイは、iPhone 8と同じ仕様で、IPSテクノロジー搭載4.7インチ(対角)、ワイドスクリーンLCD Multi‑Touchディスプレイ、1,334 x 750ピクセル解像度、326ppi、1,400:1コントラスト比(標準)、True Toneディスプレイ、広色域ディスプレイ(P3)、最大輝度625ニト(標準)、耐指紋性撥油コーティングとなっています。
なお、3D Touchから触覚タッチに変わったことで、前面ガラスの端に対する交差(誤差)が変わっているため、iPhone 8用画面保護フィルムは貼れない場合が多いと思います。
iPhone SE (2nd generation)は、第3世代のNeural Engineが搭載されたことで「ポートレートライティング」が使用できます。
iPhone 11と同じ、自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)が利用できます。
なお、第2世代のNeural Engineを搭載したiPhone XRの場合は、自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明の3つしか利用できません。
iPhone SE (2nd generation)は、第3世代のNeural Engineが搭載されたことで、フロントカメラでも「ポートレートライティング」が使用できます。
背面カメラ同様に、自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ)の6種類が利用できます。
なお、第2世代のNeural Engineを搭載したiPhone XRの場合でも、TrueDepthカメラを利用し、6つのエフェクトを備えたポートレートライティングが利用可能です。
ビデオ撮影は、iPhone 8同様に、4Kビデオ撮影(24fps、30fpsまたは60fps)、1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)、720p HDビデオ撮影が行えます。
最大3倍のデジタルズームが利用可能になり、映画レベルのビデオ手ぶれ補正が4K撮影でも有効になっています。
また、ビデオの拡張ダイナミックレンジ(最大30fps)、QuickTakeビデオ、ステレオ録音も可能になっています。
携帯電話通信は2x2 MIMOとLAA対応ギガビット級LTEに対応しています。
ワイヤレス通信方式は2x2 MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6に対応しています。
iPhone 11、iPhone 11 Pro同様に帯域幅80MHz、最大速度1200bpsで、iPhone 8のMIMO対応802.11ac Wi-Fi 5(帯域幅80MHz、最大速度866bps)よりも性能がアップしています。
なお、無線ルーター側も2x2 MIMO対応802.11ax Wi‑Fi 6に対応していないと性能は発揮できません。