国税庁が普及を目指す、公的個人認証サービスを利用した「国税電子申告」は、Macでも使用可能ですが、「e-Taxソフト」の利用が出来ません。でも、これを利用しなくても、Macだけで完結することが可能だとわかりました。

予め、住民基本台帳カード（ICカード）を入手し、電子証明書発行申請書等を提出して「電子証明書」（公的個人認証サービスに基づく電子証明書）の発行と、Macに対応したNTTコミュニケーションズ社の「ICカードリーダライタ」が必要です。（SCR3310-NTTCom、SCR331DI-NTTCom）

申告のために「Macの青色申告４」等で計算を終えた状態で、提出書類を印刷しておきます。

それを見ながら、「確定申告書等作成コーナー」にある「e-Taxを利用しない場合又は作成を再開する場合はこちら」を選択し、提出する申告書類の作成を行い「XTXファイル」を作成します。

次に「ルート証明書」をダウンロードし、キーチェーンの「システムルート」に登録しておきます。

それが完了したら、電子証明を行った後、作成されたファイルを「e-Taxへ直接送信」することで申告が終了します。

なお、電子証明を行う際、パスワードを４回間違えると、役所に行って、パスワードの再設定が必要になりますので、必ずパスワードの確認をした方が良いです。