バッファローのIEEE802.11ac規格に対応した4x4アンテナ搭載無線LANルーター「WSR-2533DHP」を試す
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バッファローが販売する、IEEE802.11ac規格に対応した無線LANルーター「WSR-2533DHP」を試してみました。
アイ・オー・データ機器の4x4アンテナ搭載無線LANルーター「PLANT WNPR2600G」が、1ヶ月ほどで熱による影響と考えられる不安定状態となり、早々に買い換えする事にしました。
2.4GHz送受信用×4、5GHz送受信用×4アンテナを備え、全ポートGigabit(有線:1000BASE-T)対応の有線LANポートx4とWANポートが装備されています。
コンパクトモデルと謳っていますが、4x4アンテナモデルとしては、PLANT WNPR2600Gや、エレコムの「WRC-2533GHBK-I」の方が小さい気がします。
選んだ理由は、新旧それぞれのWi-FiルーターのAOSS/WPSボタンを押すだけでネットワークSSIDとパスワードを自動で引き継ぎ設定出来る「AirStation引越し機能」が使いたかったからです。
無線LANに接続するのは、MacやiPhone/iPadだけでなく様々なIoT機器もあり、再設定しなくても使用出来るのはとても便利です。
実際の作業は、WSR-2533DHPに電源だけを接続し、本体にあるAOSSボタンを約10秒間押し続け、説明書にある通りにランプが点灯したら、移行したい無線LAN側のAOSS/WPSボタンを押して移行を完了させます。
WSR-2533DHPが元々もつSSIDが置き換わるのではなく、新たなSSIDとして追加される仕組みでした。
IEEE802.11ac規格に対応し、3本アンテナ仕様のMacBook Pro (15-inch, 2016)の内蔵Wi-Fiを使用した場合の転送レートは「1300Mbps」となります。
iPhone 7、iPhone 7 Plusの場合は、2本アンテナ仕様なので、最大転送レートは「866Mbps」となります。
iPhoneのWi-Fiスピードを高速化する技術「ビームフォーミングEX」も利用出来ます。
IEEE802.11ac規格に対応し、3本アンテナ仕様のMacBook Pro (15-inch, 2016)の内蔵Wi-Fiを使用し、10メートルほど離れた場所(室内)で転送レート比較してみました。
PLANT WNPR2600G、WSR-2533DHPのどちらも「351Mbps」という性能結果でした。
iPhone/iPadアプリ「QRsetup」を使用すれば、同梱のQRコードを読み取り、ガイドに従うだけで初期設定が完了します。
QRコードには、工場出荷時のセキュリティー設定が印刷されています。
なお、WSR-2533DHPのセキュリティー設定を変更すると、本アプリでの設定はできなくなります。
iPhone/iPadアプリ「StationRadar」を使用することで、チャンネル変更など親機の設定変更をiPhone/iPad上で操作できます。
来訪者のために一時的にゲストポートを解放したいときなどにも便利です。