ワシントン・ポスト:AppleのCraig Federighi氏、FBI捜査における暗号解除問題について寄稿
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ワシントン・ポストが、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当ヴァイスプレジデントCraig Federighi氏による、FBIが要求するようなツールを一度作ってしまえば、世界中を危険にさらすことになるとの寄稿を掲載しています。
Craig Federighi氏は、今回の件に関して「セキュリティーのぜい弱な時代に時計を巻き戻すよう要請している」と説明し、FBI側は個人の端末へのアクセスが犯罪との闘いに必須だと説明しているが、iPhoneに侵入することのできるソフトウエアを作れば実際に数百万人を危険にさらす恐れがあると主張しています。
国連人権高等弁務官Zeid Ra’ad Al Hussein氏が「アメリカ政府は、数百万人の人権に悪影響を及ぼしかねないパンドラの箱を開けようとしている」との声明を発表したことを受ける形で「iPhoneは個人の端末以上の存在であり、家族と同僚を守るセキュリティー防御線の一部だ」と主張し、ハッカー犯罪者やテロリストは、たった1つの端末へのアクセスを通じて攻撃を始める可能性があると述べています。