Appleが、WWDC19において「Introducing the Indoor Maps Program」を行い、その内容を公開しています。

iOS 11から導入された空港やショッピングセンター内部の詳しいマップを見ることができる「中を見る」機能用に、Maps Connectで、ビル内フロアにあるオフィスを登録することが出来る「Maps Indoor」を使用して測量を行い、申請する必要がありましたが、そのデータフォーマットである「Indoor Mapping Data Format」の情報が公開されました。

IMDFフォーマットが公開されたことで、屋内マップ情報として登録したいショッピングモールを管理するビジネスデベロッパーは、屋内マップ情報として登録申請する上で、詳細なマッピング情報を追加することが可能になります。

正確で詳細なIMDFを作成することで、現在の屋内マップ情報表示よりも詳しい階層表示によるマップ情報表示が可能になり、ジャンル別表示なども可能になるそうです。

このIMDFデーターによるメリットとしては、かなり広いショッピングモールなどで一番近いトイレを探し、そこまでの経路ガイドが出来るなど、集客上のメリットが生まれると説明しています。

また、店舗内を正確に測量することも可能で、例として、事業者側が複数の展示台がある店内で歩ける場所を測定し、それをIMDFデータフォーマット化すると、ユーザー側は店舗内のどの階にある机の側で待ち合わせするか決められ、極めて詳細な場所まで辿り着けるようになると説明しています。

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