billboard:Apple Musicの責任者Oliver Schusser氏「サービスがそのハードウェアを売る時代」への戦略を語る
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billboardが、Apple Music&インターナショナル担当ヴァイスプレジデントOliver Schusser氏へのインタビューを掲載しています。
Apple Musicは、なぜ全てがアルゴリズムかされず、人の手によってなされる部分があるのか?と質問されると、Oliver Schusser氏は「私たちは、プレイリストがどのようなものか、将来のスーパースターは誰なのかを人々に推薦する責任があと確信している。」と話します。
Apple Musicの4周年を迎え、6000万人を超える有料加入者を擁するこのサービスを成長させることに成功しました。
AppleのShazam&Beats 1担当シニアディレクターJen Walsh氏は「イベントの準備や訪問者のためのコーヒーの受け取りなど、仕事の質は彼の給与をはるかに下回っていて、あるレーベルの幹部が言うように、簡単に言えば、Apple Musicが必要としているのは「彼」だ。」と話したそうです。
Oliver Schusser氏は、Appleにとって新しい「サービスがそのハードウェアを売る時代」に直面し、Apple MusicはiPhoneが主流ではない市場、iTunesが成功しなかった場所、そして消費者が音楽の支払いに慣れていない国で成長する必要がありました。
Apple Musicのエディトリアル担当グローバルシニアディレクターRachel Newman氏は「彼はスタッフの誕生日を知っています。彼は、戦略的および商業的側面と同様に、リーダーであるという人間的側面に対処する能力を持っています。それが彼を驚異的なものにするのです。」と話します。
Oliver Schusser氏は「我々のプレイリスト戦略、ルック&フィール、ブランドについて、より良い検討をする。」と述べ、Appleの長年のアーティスト関係をよりよくするため、編集やアーティスト関係に関する音楽出版部門を立ち上げたそうです。
App Store, Apple Music, iTunes at Apple担当シニアディレクターTracey Hannelly氏に加え、Beats 1のDJであるEbro Darden氏とZane Lowe氏を昇進させました。
ロシアや日本のような、どちらもApple Musicの上位5つの市場の一つである国々は重要で、App Store, Apple Music & Media at Apple担当シニアディレクターTracey Hannelly氏は「特に日本で、私たちは地元のアーティスト、レーベル、および管理会社と非常に緊密に協力してきました。」と話します。
多くの国々でSpotifyに遅れをとり、ストリーミングがヨーロッパとアメリカを征服するにつれて、AppleのLatin Music, Marketing and Partnerships for Apple Music + iTunes at Apple担当責任者Jennifer D'Cunha氏は「その機会はAppleが伝統的にヨーロッパほど支配的ではなかった新興市場(アジア、アフリカ、ラテンアメリカ)にシフトしています。業界は、支払う意欲と価格設定モデルの観点から、新興市場への答えをまだ完全には解明していません」と話し、新しい市場開拓をすることに注力しているそうです。
Oliver Schusser氏は、2004年にVodafoneからイギリスのiTunes International担当ヴァイスプレジデントとして転職し、2018年8月からApple本社勤務の現職をつ勤めています。