WWDC22:App Clips、ファイルサイズ制限が最大15MBまでに拡大
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Appleが、WWDC22において、App Clipsの最新アップデートについて紹介する「What's new in App Clips」を公開しています。
これまでのApp Clipsは、非圧縮バイナリで10MB以下という制限でしたが、iOS 16では、ワイヤレスネットワークが2年前よりも高速になったため、App Clipのサイズを最大15MBまで増やせるようになりました。
App Clipエクスペリエンスやユニバーサルリンクが正しく設定されているかどうかを確認するための、シンプルな新しいツール「Diagnostics Tool」が用意されます。
iPhoneまたはiPadで、開発者設定に移動し、App Clips Testingで、Diagnosticsを選択します。
App ClipでCloudKitが利用可能になります。
iOS 16の新機能として、App ClipはCloudKitのパブリックデータベースに保存されたデータやリソースも読み取れるようになりました。
CloudKitが提供するすべてのパワーとスケールを使って、アプリとApp Clipの両方で同じコードを共有し、同じデータにアクセスできるようになりました。
アプリとApp Clipの重要な違いは、App Clipはパブリックデータベースから読み取ることができますが、CloudKitにデータを書き込むことはできないことです。
新機能として、ユーザーがアプリをインストールすると、App Clipのキーチェーンに保存されているアイテムが、App Clipからアプリケーションに転送されます。
これにより、App Clipはキーチェーンに安全なアイテムを保存するだけで、それがインストールされた時にあなたのアプリケーションに移動するようになります。
なお、共有キーチェーングループとiCloud Keychainはサポートされていません。