キヤノンのAirPrint対応インクジェット複合機「PIXUS MG6230」をチェック
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キヤノンが、2011年9月8日から発売を開始するインクジェット複合機「PIXUS MG6230」をチェックしてきました。
まず、昨年染料系のC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)、GY(グレーインク)に、染料系と顔料系のブラックインクを加えた6色独立インクシステムを採用していますが、極みはグレーインクという点は今年も継続(カートリッジの変更無し)だそうです。
前機種の「PIXUS MG6130」と変わったのは、シルバー色が無くなって「ブロンズ」「ホワイト」と従来の「ブラック」の3色展開となったことです。
ボディを触った感触では、シルバー色の艶消し塗装がブロンズ色に、艶あり黒に白が追加された感じです。
大きさは仕様上奥行きが1mm小さくなっただけで変わっていないのですが、前機種の「PIXUS MG6130」と細かく見比べてみると、トップパネル含めて、ボディ全体がより曲線調に変更されていました。
そのため、PIXUS MG6130よりも小さく見えます。
新機能としては、Web上のコンテンツを直接プリントできる「PIXUS クラウドリンク」が追加されています。
これは、CANON iMAGE GATEWAY、Picasa ウェブ アルバムにアップロードされた写真を、4インチ液晶に表示させ、内容を確認したあと印刷出来る機能です。
11月下旬からは「Google クラウドプリント」にも対応する予定だそうです。
iOSへの対応は、従来と同様に、iPhone/iPadアプリ「Canon Easy-PhotoPrint」を使用しての印刷となります。
また「AirPrintのアップデートユーティリティ」を使用することで、AirPrintにも対応します。
メニュー画面が見直しされ、新しく「ECO設定」が追加されています。
これは、両面印刷設定、PDF文書印刷、定型フォーム印刷などをデフォルトオンにする設定項目です。前機種にも搭載されていましたが「紙を節約する機能」をまとめることで、ユーザーに意識させる狙いがあるようです。
また新しく「サイレントモード」というメニューが追加されています。
これも前機種に搭載(基本設定>サイレント設定)されていたのですが、静かに印刷出来るモードとして別表示になったようです。
基本的に給紙送りを細かくするモードで若干遅くなりますが、かなり静かになります。
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