WWDC2014に展示されたCarPlay搭載車で日本語対応をチェック
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WWDC2014の会場に「CarPlay」の説明・デモを行うデモ車両が設置されていました。
希望者にはApple社員による説明とデモが行われたのですが、この際に日本語の取扱について質問したところ、「アメリカで英語操作する以外の事は分からないが、Map と Siri が対応しているのなら大丈夫なハズ。君の iPhone で試してみれば」と言われたので 自分の iPhone 5s (iOS 7.1.1) を接続してみました。
試させてもらったのは、1965年製フォード・マスタングで、映画に出てきそうなぐらいのクラシックカーです。
マスタングに搭載されていたのは、Siri Eyes Freeに対応したパイオニア製カーナビ「NEXシリーズ」で、夏にファームウェアアップデートによって「Works with Apple CarPlay」対応する製品です。
iPhone 5sを接続した瞬間に、iPhone のディスプレイは真っ黒に「CarPlay」という文字とアイコンだけが表示されますが、数秒で通常画面になります。
このアイコンは接続を確認するためのもので、接続した瞬間にしか表示されないそうです。
CarPlay 利用中には専用車載モニタとは別に、iPhone本体側でも操作が可能となります。
日本語モードで動作させている iPhone を接続すると、CarPlay の UI も日本語に変化します。
CarPlayは、iPhoneのSiri機能を車専用に最適化したような感じで、Siri Eyes Freeを使ったことがある方は、画面表示が追加されたんだなぐらいに思ってもらえれば良いと思います。
ミュージックを開いてみましたが、日本語曲名なども正しく表示されます。
Siri を起動させたところ、Siri の会話も全て日本語に変化しました。
当然、曲の再生指定やカーナビの住所指定なども日本語にて行う事ができました。
CarPlayでは、メールの新着順で、住所をピックアップしてくれる機能があり、相手から住所付きのメールを送信してもらえば、目的地設定が簡単に行えるそうです。
もっとも、iOSマップ以上の機能が利用出来るわけではないので、実際に日本で走行試験は必要かもと思います。
第84回ジュネーブモーターショーにおいて、マラネッロの革命的な4輪駆動4シーター・モデル「Ferrari FF」に、Appleの「CarPlay」システムが搭載されることを発表した時に使用された車両と同じ型のモデルも展示されていました。
他に、シボレーの小型電気自動車「Spark EV」も、CarPlayデモ車両として展示されていました。