MWC2015:VESA DisplayPort、次期MacBook Airは「USB 3.1 Type-C」を採用しているとコメント
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Mobile World Congress 2015において、VESA DisplayPort.orgが、DSCや5K対応のeDP 1.4a、USB 3.1などの新規格のデモを行なっていました。
ベンダーとしては、Silicon Image、SiBEAM、Qterics、MAD CATZなどが出展参加しています。
Lattice Semiconductorに買収されることになったSilicon Imageは、Galaxy端末にmicro USBコネクタの変換アダプタを付けて、4Kビデオとオーディオ、それと外部タッチスクリーンを操作するなど、MHLとUSBの信号を同時に流すデモを行なっていました。
Vprime製の開発専用機を用いて、Texas Instruments製コントローラーを利用し、USB Type-C経由でDisplayPort出力を行なう技術デモ展示も行われていました。
CES2015でも同じ展示が行われていましたが、SanDisk Dual USB Drive with Type C connectorが接続されている点が新しいです。
CES2015でも展示されていた、Alternate Mode(Alt Mode)拡張仕様の技術デモとして、DisplayPort v1.3ポートからの映像出力を、USB Type-C経由で、4Kディスプレイにマルチストリーム表示する展示が行なわれていました。
DisplayLink USBの場合4K/30Hzだったのが、4K/60Hzが可能になっているそうです。
5Kディスプレイ表示に関しては、Dellの27型5Kモニター「UP2715K」を用いて、DisplayPort 1.2の場合、2本のケーブルを使用しないと5K表示出来なかったのが、DisplayPort 1.3からは、1本のケーブルで表示可能になると説明していました。
USB Type-C規格策定にAppleも参加しているが、Appleはいつから採用するのか?と聞くと、次のMacBook Airに、DisplayPort Alternate Mode対応のUSB 3.1 Type-Cコネクタが採用されると話していました。
USB Type-CコネクタをDisplayPortに変換することも可能になるため、Thunderboltポートは、ハイエンド仕様パソコン以外では無くなる可能性がありそうです。