2015年10月30日〜11月8日まで東京ビッグサイトにて開催される「第44回 東京モーターショー 2015」において、CarPlay関連の展示がいくつか行なわれていました。

三菱自動車は、2015年5月に開催された「人とくるまのテクノロジー展2015」でも展示していた、CarPlayとAndroid Autoに対応したスマートフォン連携ディスプレイオーディオの展示を行っていました。

欧州向け2016年モデル「パジェロ」が対応済みで、日本国内向けには後日発表されるそうです。

スズキは、インドで発売開始した新しいBセグメントハッチバック「Baleno」を展示していました。

新開発の1.0L直噴ターボ「ブースタージェット エンジン」と1.2L「デュアルジェット エンジン」がラインアップされているそうです。

このモデルはCarPlayに対応したスマートフォン連携ディスプレイが採用されています。

日本でCarPlay対応車を導入するかどうかは未定だそうです。

ホンダは、2015年9月25日から発売した、ディーラーオプションの「Gathers」で、CarPlay対応ユニットを複数ラインアップしています。

VXM-165VFNi、VXM-165VFEi、VXM-165VFiの３つが対応しており、同社の幅広い車種で搭載可能となっています。

パナソニックの音声認識アプリ「Drive T@lker」にも対応しているそうです。

パイオニアは、CEATEC JAPAN 2014で展示した「SPH-DA700」を展示していました。

CES 2015で発表した、Android Auto対応の北米向けユニット「AVIC-8100NEX」も展示していました。

今回、新しい発表はありませんでした。

富士通テンに、CarPaly対応のカーナビについて説明員に質問したところ、「欧米の自動車メーカーから高い要望がある」ということで、2016年早々を目指して開発を行っていると説明されました。

しかし、日本での投入の可否や、OEM供給だけになるのかECLIPSEブランドでもリリースするのかについてなど、一切の計画について未定ということでした。

写真：iPod Style