リンクスインターナショナル、PhotoFastのLightning接続に対応した各種SD系カードリーダを販売すると発表
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AppleのMFi ライセンスを取得した、PhotoFastの各種SD系カードリーダを、リンクスインターナショナルを代理店として日本での正規販売を開始することが発表されました。
日本での発売が開始されるのは、Lightning端子を持つSDXCカードリーダの「CR-8710」、USB3.0とLightning端子を持つ microSDXCカードリーダの「4K iReader」、そして Lightning端子 と USB Type-C端子、そしてUSB Type-Cに接続する変換コネクタを介して USB3.0端子、microUSB端子という4つの接続端子を持つストレージドライブ「iType-C」の3種類。
どの製品も日本で2016年12月10日より発売開始されるのが、世界最初のリリースとなります。
「CR-8710」はSDXCカードの読み書きがApple純正の「Lightning - SDカードカメラリーダー」より高速であるだけでなく、コンパクトな筐体が特徴。Lightningコネクタの根元部分に数mmの延長部分が付けられているので薄いケースであればケースの脱着をせずに利用可能です。
「4K iReader」は筐体の両端に それぞれ Lightning端子とUSB3.0端子を持ち、Lightning端子の上に microSDXCカードのリーダを搭載しています。また、筐体の両端に端子を持つというデザインを活かし、Lightning端子をiOS搭載機に挿したまま、他方のUSB3.0端子をUSB充電アダプタやMacに接続することで充電ケーブルとしての利用も出来るようになっています。
なお、Lightningケーブルのように同期にも利用できるのかについては「確認できていない」という事でした。
「iType-C」は筐体の両端にLightning端子 と USB Type-C端子を持つストレージ。Lightning端子 と USB Type-C端子を持つ MFi デバイスは世界初となります。
この「iType-C」は64GB, 128GB, 200GB の3モデルがラインナップ。
iType-C には本体とは別に変換ユニットが付属しており、変換ユニットをUSB Type-C端子に接続することで、USB3.0端子と USB3.0端子の一部を跳ね上げる事で microUSB端子が利用可能となります。
この4端子によって「現状のiOS、スマートフォン、PCのホボ全てをカバーできると思う」という汎用性の高さを持ちます。
これらの PhotoFast 各種リーダは Lightning に接続するだけでは動作せず、動作には専用アプリが必要となります。
アプリは機能アイコンを多様したデザインとなっているので操作は一目瞭然です。
現在対応しているのは各種サービスを盛り込んだ「PhotoFast ONE」が使用できます。
ファイルマネージャー、主要Cloud対応、セキュリティ、ワンタッチバック機能などが利用出来ます。
ONEから写真・ビデオの撮影機能を抜き出した単機能アプリの「PhotoFast LIFE」は、カメラフィルター、写真を直接外部メモリに保存、ワンタッチバックアップ機能などが利用出来ます。
同じくONEからアドレス帳や予定表などのバックアップ機能を抜き出した単機能アプリの「PhoneSwitcher」は、機種変更時のデータ移行に利用出来ます。
RAWファイルの取り込みなどデジカメで撮影された写真の取り扱いに特化した「CameraRoll+」は、画像や動画ファイル管理、360度写真&ビデオ閲覧、RAWファイル表示などの機能が利用出来ます。
PhotoFast 各種リーダを Lightning に挿入した後に、アプリケーションを起動させれば操作に迷う事はまず有りません。
このように専用アプリを介することでApple純正「Lightning - SDカードカメラリーダー」では認識されずに読み込めなかった各種ファイルも、PhotoFast 各種リーダを使う事でiOSで認識し、利用できるようになります。
変わり種機能としては DJI社ドローン各機種の Firmware をダウンロードしてSDカードに書き込む機能や、USBや Lightningなどの端子の機能を利用不可とする事で機器の持ち込み制限を回避するロック機能などがあります。
これらの機能を持つ「CR-8710」及び「4K iReader」は5,980円 (税別)にて、「iType-C」は64GB 14,800円 (税別)、128GB 19,800円 (税別)、200GB 39,800円 (税別) にて2016年12月10日より家電量販店で販売が開始されます。
「4K iReader」については初回入荷分について全数出荷を完了しているために、店頭在庫が払底した場合には次回入荷は2017年初頭になる見込みです。
なお、日本国内の AppleStore における取り扱いについては「現時点では予定が立っていない」となっています。