DigiTimes:Largan Precision、次期iPhone 13用VCM アクチュエータを受注?
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DigiTimesが、スマートフォン用レンズモジュールメーカーのLargan Precisionは、2021年に発表されるiPhone用ボイスコイルモータのサプライヤーとなり、2021年後半から出荷を開始すると業界筋が話したと伝えています。
Larganは、iPhoneのカメラ用レンズモジュールの主要サプライヤーですが、Appleデバイス用のボイスコイルモータを供給するのは初めてだそうです。
LarganのLin En-ping CEOによると、同社はボイスコイルモータを単独で、またはレンズモジュールをバンドルしたVCM アクチュエータのいずれかを供給することができると語っているそうです。
iPhone 12シリーズでは、日本に拠点を置くアルプスアルパインとミネベアミツミがVCM アクチュエータの主な供給元だそうです。
Larganは、2021年1月のレンズモジュールの出荷が順次減少し、旧正月休暇中の営業日が少ないため、2021年2月にはさらに減少すると予想している、とLin En-ping CEOは語ったそうです。
Lin En-ping CEOは、7枚構成のレンズが、2021年に採用される全デザインインレンズモジュールの中で最大の割合を占めると話し、Larganは2020年に8枚構成のレンズの出荷を開始し、半年以上前から9枚構成のレンズの開発を進めているが、顧客は9枚構成のレンズデザインにまだ満足していないとLin En-ping CEOは語ったそうです。
Larganはハイエンドスマートフォンで使用されるレンズモジュールに注力しているが、価格と粗利が妥当であれば、ミッドレンジやエントリーレベルのスマートフォンで使用されるモデルの受注も受け付けるとLin En-ping CEOは語ったそうです。
Larganはまた、VRやARデバイス用のレンズモジュールを開発するためにクライアントと協力してきたが、スペックが高くないため、VR/AR用のレンズモジュールは同社のビジネスの多くを占めることはないだろうとLin En-ping CEOは語ったそうです。
Larganは3つの新工場を建設中で、そのうちの1つは2023年に完成する予定だとLin En-ping CEOは説明したそうです。