アドビシステムズの位置情報にも対応し、操作がしやすくなった写真/動画管理ツール「Adobe Elements Organizer 11」を試す
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アドビシステムズが発表した、ユーザーインターフェイスを明るく刷新し、操作がしやすくなった「Adobe Photoshop Elements 11」および「Adobe Premiere Elements 11」に同梱される「Adobe Elements Organizer 11」を試してみました。
以前のバージョンと比べて起動が速くなり、操作中のレスポンスも向上しています。
なお、Mac App Store版のAdobe Elements シリーズには同梱されていません。
画面上部に表示されるメディア、人物、場所、イベントが用意され、目的別に管理することが出来るようになりました。
写真フォルダの読み込み後にマイフォルダーにリストとして追加されます。
このマイフォルダーでは、サムネイルがキャッシュされ、元写真が入っている外部ドライブが接続されていなくても、目的の写真を探すことが出来ます。
また、ドライブ名を変更したり、保存フォルダ名を変更した場合、元ファイルへの再リンクも簡単に行う事が出来るようになっています。
Adobe Elements Organizer 11がGEOタグに対応し、場所をクリックすると、写真に埋め込まれたGEOタグを認識し、Googleマップ上に位置情報を表示することが出来るようになりました。
また、GPS情報が無い写真に対して、Googleマップ上に写真をドラッグ&ドロップして位置を割り当てたり、マップを検索して正確な位置情報を割り当てることも出来ます。
イベントは、イベント名と期間を設定することでイベント別に管理することが出来ます。イベントを作成するのが面倒な場合は、左上のボタンをイベントからスマートイベントに切り替える事で、日付別にグループ化され、簡単にグループ化することも出来ます。
スタックサムネイル上でカーソルをスライドさせると、サムネイルを時系列表示することが出来るようになっています。
Adobe Elements Organizer 11からAdobe Photoshop Elements 11を起動するには、編集したい写真を選択したあと、画面下のフォトエディターを選択することで簡単に切り替える事が出来ます。
もし、Adobe Photoshop CS6がインストールされている場合は、それらも選択することが出来ます。
ムービーの場合は、ムービーエディターを選択することでAdobe Premiere Elements 11に切り替えが出来ます。
編集中にAdobe Elements Organizer 11に戻ると、現在、Adobe Photoshop Elements 11で編集中の写真に対してカギマークが表示されます。
検索機能も強化され、同じような写真を検索する類似するアイテムの検索が出来るようになっています。
詳細検索では、写真の画質で絞り込みなどが出来るスマートタグや、人物認識による絞り込みに加え、位置情報による絞り込みも出来るようになっています。
配信では、新たに「Adobe Revel」への書き出し機能が追加されています。
なお、Adobe Revelからの読み込みにも対応しています。
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