Adobeのプロフォトグラファー向け写真処理・管理ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 5」(ベータ版)をチェック
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アドビ システムズが、Adobe Labsにて、プロフォトグラファー向け写真処理・管理ソフトの最新ベータ版「Adobe Photoshop Lightroom 5」(パブリックベータ版)の配布を開始していたので試してみました。
現行の「Adobe Photoshop Lightroom 4」と比較して、基本部分は変わらず、また、Adobe Camera Rawの変更もありませんが、より使いやすく操作性が改善されています。
なお、必要システム環境はOS X Lion以降となっています。
スポット修正で、丸囲みしか選択出来なかったのが、「ヒーリングブラシ」機能が搭載され、コンじるのように塗り選択で範囲指定することが出来るようになっています。
キーボードの「/」キーを押すと、修正選択部分に馴染ませると良い最適な部分を教えてくれる抽出機能が利用可能になっています。
スポットを可視化をチェックすると、エッジをハイライト表示してくれるようになり、ゴミ取りがしやすくなっています。
地味な機能ですが、おそらくプロフォトグラファーにとっては、もっとも切望していた機能ではないかと思います。
レンズ補正の基本を選択し、プロファイル補正を使用にチェックを入れ、レベルをクリックすると写真の水平を自動検出して調整してくれます。
垂直方向は、写真の垂直を自動検出して調整してくれて、フルはレベルと垂直方向の両方を自動検出して調整してくれます。
自動の場合は、変形により出来てしまった空白が埋まるように再配置も行ってくれます。
これらは、Computer Graphics Labの「Uprightテクノロジー」という新技術によって実現されています。
周辺光量補正時に、新しく追加された「円形フィルター」を選択すると、写真の任意の場所に丸選択範囲を設定して、編集作業が行えるようになっています。
多くのiOS写真アプリではお馴染みの機能ですが、ようやくPhotoshop Lightroomでも搭載されました。
外付けドライブを外した場合でも編集作業が行える「スマートプレビュー」機能が搭載されています。
ライブラリーのプレビューに「スマートプレビューを作成」が新しく追加されていて、これを有効にすると、キャッシュされたプレビュー写真を元にした編集作業が行うことが可能になっています。
再度外付けドライブを接続すると、該当写真ファイルに対して編集作業結果が反映されます。
キーボードの「Fキー」で、写真のフル画面表示が可能になっています。
また、Photoshop Lightroom 5から、PNGファイルの読み込みも可能になっています。
スライドショーで、従来写真ファイルに対してしかサポートされていなかったのが、ビデオファイルもスライドショーの一部として再生可能になっています。
フォトブックは、相変わらず日本語環境では制約がかかった状態ですが、ページ番号設定や、テンプレートの追加なども行われています。