CorelのRAW写真編集/現像ソフト「Corel AfterShot Pro 2」を試す
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Corelが販売するRAW写真編集/現像ソフト「Corel AfterShot Pro 2」を試してみました。
Mac版も含め64bit版が用意(32bit版もあり)され、処理速度が約30%アップしているそうで、使用出来るメモリも増えています。
Mac App Storeでも販売されています。
ワークスペースが強化され、ズーム機能や、画像のリセットボタンが追加されています。
非破壊編集で作業出来るだけでなく、作業手順の履歴が文字表示され、1つずつ戻ることも出来ます。
標準の基本調整で、自動レベルにチェックを入れるだけで、写真のホワイトバランス、露出などを自動調整してくれます。
また、Athentech Imaging社によるノイズ除去「Perfectly Clear」にチェクを入れると、ヒストグラムのピークがなだらかに調整されます。
色の編集では、トーンカーブを使用した調整を行う事ができ、色補正では色相/彩度/明度/範囲が、カラーバランスではシアン/赤,マゼンタ/緑,黄色/青,彩度/バイブランス、色相が、ホワイトバランスでは温度/ティントの調整が行えます。
また、ICCプロファイルを使用した色管理も行うことが出来ます。
トーン編集では、露出の細かい調整を行うことが出来ます。
黒、露出、ハイライト、HRの範囲、フィルライト、フィル範囲、コントラストなどの調整が行えます。
局所的な対比を有効にするにチェックを入れると、指定した半径と強度を元に露出のバランスを合わせてくれます。
詳細では、シャープニング、RAWノイズ、Athentech Imaging社によるノイズ除去「Perfectly Clear」の詳細調整、レンズ補正などが行えます。
Perfectly Clear ノイズの削除を有効にすると、トゥルーカラーを保ちつつ、白ととびや黒つぶれを起こすことなく、画像の全てのピクセル明度を自動調整してくれます。
レンズ補正では、さまざまな人気モデルから新たに 26 種類の RAW カメラ プロファイルに対応しています。
写真のメタ情報にレンズ情報が含まれている場合、自動的認識し、歪み補正を適切に行うことが出来ます。
Corel AfterShot Pro 2は、統合的なプラグイン インターフェイスを備えていて、様々なプラグインを追加することが出来ます。
デフォルトで「モノクロプラグイン」と「カラーイコライザー」がインストールされています。
64bit版では、最大250メガピクセル高画素数ファイルや、30MBを超えるTIFFファイルなど、大きな写真ファイルを扱えるようになっています。
また、バッチ処理も高速で簡単に行う事が出来ます。
印刷では、複数写真を選択し、コンタクトシート印刷も行う事が出来ます。
固定サイズ、Nアップなどの印刷も用意されています。
出力DPI調整や印刷プロファイル設定など、プロが求める色管理機能の調整も行えます。
環境設定で、OpenCLを使用することにより、GPUプロセッサを利用した高速処理を行う事も出来ます。
デフォルトではオンになっていないため、AC電源アダプタによる常時電源環境で使用する場合はオンにした方が良いと思います。