CP+2016:EIZO、写真プリント色合わせツール「Quick Color Match」を展示
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CP+2016において、EIZOが、Adobe、エプソン、キヤノンの協力のもとモニター画面と写真プリントの色合わせを 簡単に実現するソフトウェア「Quick Color Match」の展示を行っていました。
Windows版のみとなりますが、すでにこのソフトウェアの配布は開始されています。
Adobe Photoshop、Epson Print Layout、Canon Print Studio Proと連携することが可能で、利用者が使用するプリンタと印刷用紙を選択するだけで、Quick Color Matchがモニターの画面の調整を行うだけでなく、Photoshopおよびプリント補助ソフトにアクセスして、色合わせに必要なすべての設定を自動で一括して行ってくれます。
デモではPhotoshopからEpson Print Layoutに送信すると、適切な印刷設定がセットされ、用紙サイズの確認のみを行うだけで印刷開始ボタンをクリックするだけで作業は完了します。
プリンターと用紙の種類を最初に設定することで、残りの設定が自動化されるため、印刷ミスはほぼ無くなります。
これのMac版について質問したところ、未定とはしながらも、2016年9月20日〜25日にドイツで開催される「Photokina 2016」までには出したいとのことでした。
また、24.1型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CG2420」と「ColorEdge CS2420」の2機種が展示されていました。
Adobe RGBを99%カバーする広色域、滑らかな階調表現、表示ムラを抑えた均一な表示などの正確な画面表示を実現する機能に加え、従来機種から使いやすさを向上させているそうです。
CG2420には小型キャリブレーションセンサーが内蔵され、CS2420には、キャリブレーションセンサーが無い変わりに、ソフトウェア「Quick Color Match」が同梱されるそうです。
なお、ColorEdge CXシリーズに関しては終息する方向となり、CGとCSの2本立てに変わるようです。