ポッドキャスト収録機材の紹介(2018)
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ポッドキャスト番組「backspace.fm」の「Danbo-side」を2016年03月11日に初めて2年半が経過し、ポッドキャスト収録機材が充実してきました。
本編収録する場合は、事務所の一角に収録スペースを設けて行っています。
本来は、ここまで機材が増える予定ではありませんでしたが、ポッドキャストリスナーは音質に厳しいので、いつの間にかこうなってしまいました。
マイクは、backspace.fmのリスナーから音質の評価が高かった「Apogee MiC Plus USB Microphone」を使用しています。
基本的にマイクは、Lightning接続に対応し、Macでも使用可能なコンデンサマイクを使用しています。
NB-35付属のマイククリップホルダーの底面部分を回すと、5/8 inch-27のネジアダプタが外れ、それを、Apogee MiC Plus USB Microphone付属のマイクスタンド・アダプターに装着することで、NB-35のダイキャストスチールアダプタに装着することが出来ます。
モニターヘッドフォンは、SHUREのプロフェッショナル・スタジオモニター・ヘッドホン「SRH440」を使用しています。
再生周波数帯域は10Hz〜22kHzで、全帯域に渡って正確なモニタリングを実現します。
SHUREのSRH840や、SONYのMDR-CD900ST、MDR-7506でも良いと思います。
backspace.fmは「Discord」を使ってライブ収録する手法を採用しています。
そのDiscord使用時に、設定の音声・ビデオで入力感度をオフにし、その下にある入力感度バーを一番左に振っておきます。
また、エコー除去、ノイズ抑制、音質調整の自動化などもオフにすると音質が安定するようです。
backspace.fmは、もう1つの拘りとして、ライブ放送した音源とは別に、QuickTimeなどでオーディオ収録したオーディオファイルを残す方法がとられています。
メインパーソナリティの@drikinがサンフランシスコ在住で、日本から収録参加すると、インターネット回線品質などの影響により遅延したり、音声が途切れたりするため、それぞれがローカル録音ファイルを保存し、それをAdobe Audition CCでミックス編集した音源をSoundCloudにアップロードして配信しています。
Danbo-sideは、様々な場所で収録した音源を配信しているため、ShureのLightningコネクタ搭載デジタルコンデンサーマイク「Shure MOTIV MV88」もよく使っています。
マイクの性能も良いのですが、それ以上に、iPhone/iPadアプリ「ShurePlus MOTIV」の出来がとても良いです。
ポッドキャスト収録はモノラル収録が基本で、お互いの音声だけ収録できた方が良いので、幅調整機能があるのは大変便利だと思います。
また、iOSのボイスメモなどで録音ファイルを共有するとAAC規格「M4A」圧縮ファイルに変換されるため、WAVファイルのままDropboxにアップロード出来るのも便利だと思います。
最近注目を浴びているポッドキャスト収録・配信サービスアプリ「anchor.fm」を使用する場合は、Shureのデスクトップ用のキックスタンドと標準のマイクスタンド用アダプタを備えたLightning接続対応デジタルコンデンサーマイク「Shure MOTIV MV51 Digital Large-Diaphragm Condenser Microphone」と、Klipschのクリプシュ製バランスド・アーマチュアドライバ搭載カナル型ヘッドフォン「Klipsch Image X7i」というセットで試しています。
anchor.fmで直接収録するのではなく、iPhone/iPadアプリ「ShurePlus MOTIV」で収録した音声をインポートすることで高音質配信が可能になります。
Shure MOTIV MV51は、デジタルラージダイアフラム・コンデンサー・マイクロホンを搭載しているため、家の静かな場所で収録したりするのに向いています。
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