KDDIのiPad mini with Wi-Fi + Cellularを使用した、Bluetooth / Wi-Fi / Lightning 接続によるテザリングベンチマークレポート
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KDDIのiPad mini with Wi-Fi + Cellularにおける、テザリング(インターネット共有)ベンチマークを計測してみました。
テスト環境は、auNAGOYAの屋内でLTE接続による、Bluetooth、Wi-Fi、Lightning 接続による3つを、MacBook Pro (15-inch Late 2011)に接続し、RBB TODAYのスピードテストで、それぞれ3回計測してみました。
まず、Bluetooth接続の場合は「下り412kbps〜564kbps」「上り93kbps〜237kbps」という結果でした。
店内は、思った以上にWi-Fiスポットが立っているため、屋外でのiPhone 5テスト時よりもかなり遅い結果となりました。
どちらにしても実用的な速度ではありません。
Bluetooth接続で使用する場合は、Bluetooth 設定アシスタントを使用してiPadをMacに登録します。
Macのシステム環境設定>ネットワークを見ると、Bluetooth PANで接続されます。
Xtreme LabsのiPhoneアプリ「Speedtest」を使用して、iPod touch (5th generation)をBluetooth接続で利用した場合のインターネット速度テストを行ってみました。(iPhone 5からは、なぜか見つかりません)
KDDI LTE接続が出来ている状態で、Bluetooth接続の場合「下り208kbps〜1.3Mbps」という結果でした。
Macで使用する場合と同じく速度は期待出来ませんが、バッテリー消費量を抑えることが出来ます。
また、Bluetooth接続の場合、iPod touch (5th generation)がスリープロックしても接続が継続され続けました。
次にWi-Fi接続の場合は「下り18.63Mbps〜22.94Mbps」「上り5.59Mbps〜7.48Mbps」という結果でした。
iPad mini with Wi-Fi + Cellularが接続しているLTE環境の速度に近い値で利用することが出来ます。
環境にもよりますが、auNAGOYAは受信最大速度:75Mbpsの4G LTEが体感出来る場所です。
MacからWi-Fiの接続状況を確認してみたところ「2.4GHz帯」で接続されていました。
電波干渉を抑えられる5GHz帯での接続を選べないのは残念です。
ネットワークユーティリティでリンク速度を確認してみたところ「72 Mbit/秒」と表示されました。
これは、iPhone 5と同様となります。
iPad mini with Wi-Fi + Cellular自体は、チャネルボンディングに対応していますが、テザリング環境では使われていないようです。
iPhone 5をWi-Fi接続で利用した場合のインターネット速度テストを行ってみました。
KDDI LTE接続が出来ている状態で、Wi-Fi接続の場合「下り12.4Mbps〜16.05Mbps」という結果でした。
4G LTE環境にもよりますが、iPhone 5と比べて良い結果が出ています。
なお、Wi-Fi接続の場合は、iPhone 5がスリープロック(2分以上の設定)すると接続が解除され、iPad mini with Wi-Fi + Cellular側のインターネット共有設定画面を開かないと自動再接続されない場合があります。
最後にLightning - USBケーブルを使用して接続した場合は「下り20.01Mbps〜24.02Mbps」「上り7.03Mbps〜7.38Mbps」という結果でした。
Wi-Fi接続時とそれほど差が出るわけではありませんが、Lightning - USBケーブル接続の場合だと、iPad mini with Wi-Fi + Cellular本体を充電しながら使用することが出来ます。
iPhone 5でインターネット共有を使用するとバッテリーの消耗が速くなりますが、これだと心配いりません。
iPad mini with Wi-Fi + CellularをLightning - USBケーブルで接続した場合、Macのシステム環境設定>ネットワークを見ると、iPad USBで接続されます。