Appleが発売を開始した新型iPad mini「iPad mini (5th Generation)」をチェックしてみました。

A12 Bionicチップを搭載し、Apple Pencil (1st generation)にも対応した製品です。

Wi-Fi + Cellularモデルは、eSIMに対応しています。

シルバー、スペースグレイ、ゴールドの３色がラインアップされています。

7.9インチ（対角）LEDバックライトワイドスクリーンMulti-Touchディスプレイ（2,048 x 1,536ピクセル解像度、326ppi）、広色域ディスプレイ（P3）、True Toneディスプレイが採用されたことで、画面表示品質が大幅に向上しています。

iPad miniがApple Pencilに対応したことで、現在発売中のiPadシリーズは、全てApple Pencil対応となります。

iPad mini (5th Generation)とApple Pencil (1st generation)のペアリングは、iPad mini (5th Generation)本体のLightningコネクタに接続して行います。

Apple Pencil (1st generation)への充電もLightningコネクタに接続して行います。

Apple Pencil 充電アダプタを使って、USB 電源アダプタで充電することもできます。

背面カメラは8メガピクセルカメラ、ƒ/2.4の5枚構成レンズ仕様で、iPad mini 4と変わっていません。

写真の自動HDR、タイムラプス、1080p HDビデオ撮影（30fps）、スローモーション（120fps）、スクエア、パノラマなどの撮影が行えます。

なお、ポートレートは非搭載となります。

iPad mini 4と同様に、キーボード分割表示でテンキー入力が可能です。

A12 Bionicチップにより、大幅に処理性能が向上した影響からか、ソフトウェアキーボード入力が快適になっています。

iPad mini (5th Generation)は、引き続きTouch IDが継続採用されています。

TrueDepthカメラによるFace IDを採用しないのはコスト的な問題あるからと考えられます。

iPad mini (5th Generation)とiPad mini 4を比べてみました。

FaceTime HDカメラが、120万画素（F/2.2）から700万画素（F/2.2）にアップし、1080p HDビデオ撮影（30fps）、Retina Flashが利用可能になりました。

さらに写真とLive Photosの広色域キャプチャが可能になっています。

背面カメラは、カメラ自体のサイズは同じですが、実装位置が少し異なっています。

マイク位置がカメラ回りに配置されていたのが、本体中央上部に移動しています。

また、Bluetooth 5.0仕様になっています。

iPad mini (5th Generation)とiPad mini 4のボリュームボタンを比べてみると、かなり実装位置が違うことが確認できます。

比べているiPad mini (5th Generation)とiPad mini 4は、どちらもゴールドモデルなのですが、かなり色味が違うことが分ります。

これらの違いから、iPad mini 4用ケースをiPad mini (5th Generation)で利用することは出来ません。

iPad mini (5th Generation)の充電は、Lightningケーブルを使用して行います。

Appleのサポート情報「iPad や Mac ノートブックの電源アダプタで iPhone を充電する」によると、iPad mini (5th Generation)は、Apple USB-C - Lightning ケーブルを使用しての高速充電には非対応となるようです。

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