developed RAW TIFFや高品質JPEGなどの非圧縮ファイル保存が可能なカメラアプリ「PureShot」を試す
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Michael Hardakerが、iPhone/iPod touch/iPad用カメラアプリ「PureShot」を、App Storeにて販売を開始していたので試してみました。
iPhoneアプリ「645 PRO」をベースに、カラーフィルター機能や影像比調整機能などを省き、iPadにも対応したプロフェッショナル仕様のカメラアプリです。
フォーカスロック、露出ロック、ホワイトバランスロック、ISO/シャッタースピード/ヒストグラムのリアルタイム表示などの機能が搭載されていて、より操作しやすいボタン配置となっています。
MENUボタンからImage qualityを選択すると、MAX-Quality JPEG(約5MB)、developed RAW TIFF(約24MB)といった非圧縮ファイルフォーマットを選択出来ます。
なお、developed RAW TIFFは、iPhoneのカメラで撮影した写真データーをRAWレベルTIFF品質で再保存したファイルで、純粋なRAWデーターではありません。
このMAX-Quality JPEGとdeveloped RAW TIFFをMacなどに取り出すには、ちょっとコツが必要になります。
まず、iPhoneをMacのiTunesと接続しておきます。
アプリの写真プレビューボタンをタップし、表示されている写真の右下にある共有ボタンをタップすると、iTunesのファイル共有のPureに「Temp」フォルダが表示され、それをドラッグ&ドロップでデスクトップなどにコピーすることで取り出す事が出来ます。
なお、iPhotoで取り込むとJPGファイル変換されて、オリジナルは保存されません。
肝心の画質なのですが、developed RAW TIFFはJPGファイルを拡張し300dpiで保存したファイルなので、色情報は拡大されるのですが、画質そのものはブロックノイズが増幅されていて、iPhoneオリジナルカメラで撮影した写真の方が品質は良いと思います。