iOS 5のローマ字日本語入力は「JIS X 4063:2000」廃止に伴い、追加で実装した方が良い入力方式とされていた入力では変換候補が変わる
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日本語のローマ字入力は「JIS X 4063:2000」(仮名漢字変換システムのための英字キー入力から仮名への変換方式)として標準化されていましたが、2010年1月20日に廃止されました。
この規格廃止に伴い、iOS 5から、JIS X 4063:2000で既定されていた「必ず実装しなければいけない入力方式」の場合のみ変換候補が統一表示され、「追加で実装したほうがよい入力方式」の場合は、変換候補の数が減るか、もしくは外れるようになったようです。
例として、iOS 4.3.5までは「ちゃ」と入力する際に[tya] ・[cha]・ [cya]の3つの入力で同様の変換候補が表示されましたが、iOS 5では、必ず実装しなければいけない入力方式とされていた [cha]・[tya] だけが従来方式で候補表示され、追加で実装した方が良い入力方式とされていた[cya]では、変換候補表示されなくなっています。
もし、iOS 4からiOS 5にアップデートして、ローマ字入力時に変換候補が減ったと感じる方は、一度自分が使用しているローマ字入力方式を確認すると良いと思います。