iOS 11.2:個人間送金サービス「Apple Pay Cash」が利用可能に(米国内のみ)
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iOS 11.2から、Apple Payを使用しての個人間送金「Apple Pay Cash」が利用可能になっています。
Apple Payを使用して、メッセージ、Siriで友達や家族間でお金の送金、請求および受領が可能です。
日本ではLINE Payなどが、アメリカではVenmo、Square Cash Appなどが、中国では、Alipay、WeChat Payなどが使われています。
注:Apple Pay や Apple Pay Cash カードを使った個人間送金は米国でしか利用できません。
米連邦預金保険公社 (FDIC) の加盟銀行である「Green Dot Bank」が提供するサービスを利用しているため、アメリカに居住する18歳以上のユーザーで、FDIC加盟のデビットカードまたはプリペイドカードが必要です。
Apple IDに対してApple Pay Cashは1つのみ登録出来ます。
iOS 11.2以降がインストールされた、NFC対応のiPhone 7/7 Plus以降で、同じApple IDでサインインすると、自動的にApple Pay Cashが設定されます。
なお、端末毎にPINコードが変わります。
Appleは、個人間送金のプライバシーを守るため「Apple Payments Inc」を設立しています。
Apple Pay Cashに入金するには、設定>WalletとApple Pay>Apple Pay Cashを選択します。
情報タブから入金をタップし金額を入力します。
入金金額の最小額は10ドル、最大額は20,000ドルとなります。
予め用意された10ドル、20ドル、50ドルのパターン入力するか、10ドル〜3,000ドルの間で任意の金額を設定します。
なお、1週間で入金できる金額は最大10,000ドルまでとなります。
その後、米国のデビットカードまたはプリペイドカードを選び入金を完了します。
iMessageからApple Pay Cashをタップし、1回につき1ドル〜3,000ドル送金することが出来ます。
1週間で送金できる金額は最大10,000ドルまでとなります。
Apple Pay Cashを受け取る側もApple Pay Cash設定が必要になります。
受け取る側がApple Pay Cashを設定していなかったり、アメリカ居住者から日本の居住者にメッセージ経由で送金しようとすると、受け取る側がApple Pay Cashを受領することが出来ないと表示されます。
Apple Pay Cashは、自分の銀行口座に対してお金の送金も行うことができます。
Apple Pay Cashから銀行に送金するには、設定>WalletとApple Pay>Apple Pay Cashを選択します。
銀行へ送金をタップし、1回につき1ドル〜3,000ドル送金することが出来ます。
1週間で送金できる金額は最大20,000ドルまでとなります。
銀行口座に反映されるには、1日〜3日ほど掛かるそうです。
写真:#アップルノート