ファイルメーカー「FileMaker 16 プラットフォーム」を発表
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ファイルメーカーが、新しいFileMakerプラットフォーム「FileMaker 16 プラットフォーム」を発表しています。
モビリティ、開発、統合、セキュリティ、スケーラビリティにおいて新機能や機能改善などが行われています。
FileMaker Go 16の新機能として、Keynoteのようなアニメーション効果をスクリプトで追加することが可能になりました。
FileMaker Pro 16で、前後左右のスライド、左右反転、拡大縮小、クロスディゾルブ効果を追加することができます。
iBeaconのサポートに関して、領域監視スクリプトステップが可能になり、iBeaconと情報を利用したジオディフェンスを組み合わせることが可能となっています。
これにより、iBeaconの領域にiOS端末が入ると自動実行出来るようになったそうです。
署名キャプチャの機能拡張が向上し、従来のような署名欄拡大表示に加えて、iPad Pro (12.9-inch)など、画面表示領域が広い端末の場合、署名欄をオーバーレイ表示したり、レイアウト内に組み込んで表示することが可能になっています。
印刷機能も向上し、FileMaker Goから印刷時の用紙サイズを選択することが可能になりました。
また、用紙の単位、幅、高さなども設定することが可能になっています。
FileMaker Pro 16の開発において、複数グループが重なっている場合、どのグループを編集しているのかが判断出来る「レイアウトオブジェクトウィンドウ」機能が追加されています。
レイアウト編集を細かく行っている場合の作業が向上します。
FileMaker Go 16などで、アニメーション効果の後にポップアップウィンドウを表示させる「カード」機能が利用可能になっています。
画面上のある特定領域のみ変化させることも可能となり、ユーザビリティを向上させることが出来るそうです。
FileMaker Server、FileMaker WebDirectからPDF書き出しがサポートされました。
開始ページ、レコード範囲、用紙サイズ、縦横方向、拡大縮小率などの設定が可能です。
FileMaker Pro 16は、Windows 10 アプリ UX デザインに合わせた新しいWindows OS インターフェースを採用しています。
FileMaker Pro 16は、値一覧表示で、選択した項目のコピー&ペーストが可能になっています。
通常作業と同様に、編集メニューからコピー/ペーストを選択(ショートカット利用可能)するだけです。
FileMaker データソース参照時に、スクリプトステップで変数が新たにサポートされました。
URL、計算結果、現在日付、現在時刻、現在ユーザー名、ファイル、テキストなどの挿入が行えます。
FileMaker Pro 16 Advancedの機能拡張として、データビューアで式を入力する場所と結果表示が同時表示されるようになり、スクリプトワークスペースを踏襲したようなデザインが採用され、表示サイズも柔軟に変えることが可能になっているそうです。
JSON関数とcURLオプション機能拡張、FileMaker Data API(トライアル)、Tableau Web データ コネクタ for FileMaker、外部スクリプトステップなどが統合されました。
Representational State Transfer API (REST) 、Tableau Software連携が可能になります。
セキュリティも向上し、OAuth 2.0をサポートし、クリック可能なセキュリティロックアイコンも追加されています。
また、CryptEncrypt関数、CryptDecrypt関数を使用してフィールドレベルの暗号化も可能となっています。
スケーラビリティも向上し、FileMaker WebDirectで、500ユーザーまで拡張されました。
ワーカーマシンを複数用意することで、FileMaker WebDirectの可用性が向上します。