杉本真樹氏 直伝!Keynote テクニック
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Apple Storeで開催された「人を動かすインセンティブ・プレゼンテーション」で、杉本真樹氏がMacアプリ「Kyenote」テクニック紹介を行っていました。
すごくさらっと紹介されていたのですが、実際は、かなり高度なテクニックで、1回聞いただけでは再現することが出来なかったため、直接、杉本先生に教えてもらいました。
最初は、Kyenoteでガイドラインを複数描いて、3分割法によるレイアウトを美しく編集する方法です。
メニューの表示>ルーラを選択し「表示」に切り替えます。
Kyenoteの環境設定でルーラーを選び「起点をルーラの中央に配置」と「ルーラの単位をパーセントで表示」にチェックを入れます。
スライド上部のルーラ中央が0(%)、両端が50(%)と表示されるようになり、スライド両端より、optionキーを押しながらカーソルをずらすと、上ルーラーならば縦線、横ルーラーならば横線ガイドが表示されます。
これを、同様に縦2本、横2本表示させ、これら4本のガイドが交差する点に、注目させたい画像や文字を配置します。
マスターページに設定しておくと、この手順を毎回行わずに編集作業が出来るのでとても便利です!
続いて、テキストをちぎった紙のようなスティッキーズ風にする技です。
テキストを選択して、スタイルから「枠線」を選び、プルダウンメニューからクレヨン風スタイル線を選択します。
すると、テキストのスタイル回りに指定したエフェクト線が適用されます。
カラーピッカーでスタイルカラーをピックアップし、それを枠線に適用します。
続いて、枠線>飾り枠からデザインを選んで適用します。
サイズ調整や影量を調整すると、ちぎった紙のようなスティッキーズ風にすることが出来ます。
テキスト量に応じて追随してくれるののでかなり便利です。
また、カラーを変更することで黒板風にすることも出来ます。
続いては、強調したい文字サイズを変更するテクニックで、文章を読ませる箇条書きにするよりも、キーワードの文字を大きくしたり、太くすることで、目線を集中させたり、リズムを持たせたりすることが出来ます。
これは結構、出来そうで出来ない上級テクニックだと思います。
続いて、写真を使用する場合、デザインページに写真を配置したら、スライドレイアウトの背景のグラデーション塗りつぶしで、写真の端をカラーピッカー(虫眼鏡)で拾い、それを背景に反映することで、背景色と写真を馴染ませることが出来ます。
写真と背景が馴染んだ状態で、背景デザイン部分にテキストなどを配置することで、空間を上手く利用したデザインを行うことが出来ます。
メニューの表示から、プレゼン資料全体を見渡すことが出来る「ライトテーブル」を選択します。
予め作成したプレゼン資料の中から、削除したいものを、スライド>スライドをスキップで選択する事で、プレゼン時に表示しないようにすることが出来ます。
さらに画面左下の「スキップしたスライドを隠す」をチェックすると、使用しないスライドをライトテーブル上で非表示にすることも出来ます。
プレゼンテーション資料が多い場合、ライトテーブル機能を利用すると便利です。
最後に、写真を使用する場合、イメージで「マスクを編集」を選択すると、写真のある部分だけを強調することが出来ます。
プレゼンイメージにあった素材が見つからない場合、こうした部分強調することでイメージを当てるのもテクニックとして活用出来ると思います。
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