クック船長とのエピソード
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新しいCEOに指名されたTim Cook CEOは、IBM、コンパックを経て、1998年にApple オペレーション担当上級副社長としてAppleに入ってきた人で、2000年にAppleワールドワイドセールス担当上級副社長ミッチ・マンディッチ氏の引退に伴い同職を兼任し、2002年にワールドワイドセールス&オペレーションズ担当エグゼクティブバイスプレジデントに、2004年にはマッキントッシュ事業部の責任者を兼ねるようになり、2005年10月にCOOに昇格しています。
IBMに12年間勤務し、コンパックで全製品在庫の調達と管理を担当するバイスプレジデントを務め、デューク大学でM.B.A.(経営学修士号)を、オバーン大学でインダストリアルエンジニアリングを専攻し、BS(理工学士号)を取得しています。
日本に何度も来日してるのはクック船長で、彼はサポート部門のトップでもあることはあまり知られていません。最初のやりとりは2004年10月に発生した「新潟県中越地震」でした。この後特別修理サービスの実施が発表され、2005年の福岡県西方沖地震、台風14号被害など被災者支援は継続され、2011年3月の東日本大震災発生後も被災者支援が行われています。
この東日本大震災は規模が大きく、また、福島原発による電力不足問題などがあり、さらに色々と提案した結果、担当部門から電話があり、本社で部門会議まで行われました。その1つはiOS 5に実装される予定です。もう1つは進行中らしいという返事があったのですが、ワールドワイドオペレーションに関わる事ということで現在は不明です。
重要だと判断し即実行部隊を組織する早さは、このエピソードだけでも分かると思います。
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