名古屋:西本「あんかけひつまぶし」
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名古屋のうなぎ名店は、いば昇、あつた蓬莱軒、イチビキなど櫃まぶしを出す店が多い中、西本は、頑として櫃まぶしをメニューに入れず、鰻丼だけで営業していましたが、4〜5年まえからひつまぶしをメニューに加えていたようです。
名古屋のうなぎは、腹開きや蒸しのない関西風と同じですが、タレに酒を使わず砂糖が多めという特徴があり、西本はその中でも甘いタレが特徴でした。
カリカリで香ばしい鰻を、小さく刻み、それを茶碗に移して出し汁をかけて食べることで、蒸したような柔らかさを出しつつ食べるのが櫃まぶしなのですが、その出し汁を餡にすることで、鰻が出し汁で柔らかくならずに食べられるようにしたのが、この「あんかけひつまぶし」だと思います。
香ばしい鰻のまま、お茶漬け風に食べられるのは新しいかもと思います。
西本は、鰻丼が2,100円と他店よりも安く、ひつまぶしも2,900円と安いです。
安い分、量が少ないと思います。
先に書いた通り、頑に櫃まぶしをメニューに加えず、鰻丼に拘り続けていた影響からか、お店のお客のほとんどは鰻丼を食べていました。