ニコンのGPS搭載デジタルカメラ「COOLPIX P330」をチェック
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ニコンが、3月下旬から発売する、開放F値1.8の明るいレンズと1/1.7型裏面照射型CMOSセンサー搭載コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P330」をチェックしました。
COOLPIX P310の1/2.3型有効1,605万画素CMOSセンサーから、COOLPIX P7700にも採用されている1/1.7型有効1,219万画素CMOSセンサーに変更され、キヤノンのPowerShot S110に迫るセンサー性能に強化されています。
またRAW記録も可能になっています。
軍艦部分はCOOLPIX P310/P300から大きな変更はありませんが、モードダイヤルとコマンドダイヤルが大きくなり、ダイヤルの溝が2段され少し高さがアップしています。
トップ部分にはGPS搭載を示すマークも追加されています。
左側の端子は、ミニ HDMI端子に加え、これまで底面側にあったUSB端子が移動しています。
この位置変更により、ワイヤレスモバイルアダプター「WU-1a」が利用可能になっています。
底面側は、バッテリーとSDカードを取り出すためだけのフタだけになっています。
旧モデルでは、USB端子が底面側にあり、フタが開いていると充電出来ない制限が掛かっていて不便でしたが、COOLPIX P330では場所が移動したことで利便性が向上しています。
なお、COOLPIX P310/COOLPIX P300と三脚穴の位置が異なっているため、純正カメラケース「CS-NH41A」の流用は出来ませんでした。
Li-ionリチャージャブルバッテリーは「EN-EL12」が継続利用出来ます。
COOLPIX P310/P300はこれまで右片側のみのストラップホールだったのが、両側ストラップホール型に変更されています。
この変更により、純正カメラケース「CS-NH51-BK」は、ケース側にストラップホールが無くなっています。
背面側はCOOLPIX P310/P300と比べて大きな変更はありません。
マクロ撮影に切り替えを行う場合、これまでのマクロモードに加えて、COOLPIX P7000などから搭載されていた、パンフォーカスモード「遠景AF」が追加されています。
最短撮影距離は2cmから3cmに変更されています。
GPS機能は、他のGPS搭載COOLPIXと同等レベルで、ログ機能やA-GPSに対応しています。
動画記録はCOOLPIX P310と同じ設定で、iMovie '09、iMovie '11 および Final Cut Pro 7 以降でのパフォーマンスが最適化される「iFrame」(540/30p)が引き続き選択可能となっています。
WU-1aを接続して、iPhoneアプリ「Wireless Mobile Utility」からリモート操作が可能です。
WU-1aを使用した場合、カメラ側の機能が利用出来なくなるのは、他の機種と同様でした。