Times Incが、iPadアプリ「FORTUNE Magazine」で「FORTUNE May, 23号」（アプリ内課金600円）において、Adam Lashinsky氏が、Apple内部について書いた特集記事「Inside APPLE」を掲載しています。

2008年の夏に、iPhone 3Gが発売された時、iTunesに一斉にアクセスしたことでダウンし、アクティベートが出来ない事態が起こり、復旧に時間が掛かったが、その影響で、MobileMeもダウンし、さらに復旧するのに時間が掛かった事に対して、Steve Jobs CEOは、MobileMeチーム全員をタウンホールに集め、「君たちは、Appleの評判を落とした。君たちはお互いを失望させたと憎むべきだ。」と厳しく叱責し、直ぐに新しくエグゼクティブが指名されたと伝えています。

また、トップ100ミーティングというSteve Jobs CEOにとって重要な経営ツールがあり、組織においても、その責任と所在が明確で、例えば、Apple Online StoreのエグゼクティブJennifer Bailey氏は（一時日本の代理社長も兼任していた）製品画像などのグラフィックアートに対する権限は無く、それらは、Hiroki Asai氏が責任者のグラフィック・アート部門によって全社的に取り扱われているそうです。

なにごとにも、とことん追求するのが特徴で、iMovieのためにロンドン交響楽団と契約して予告編機能のサウンドを録音したり、デモで見せる映像のために、ハワイにカメラマンを派遣し、別テイクで、サンフランシスコの教会で、偽の結婚式を行ったりもしたそうです。

特集では、Steve Jobs CEOを中心とした、エグゼクティブ達の組織図も掲載されています。

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