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スティーブ・ウォズニアック著「アップルを創った怪物―もうひとりの創業者」を読んで

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ダイヤモンドから、Appleの創業者の1人、スティーブ・ウォズニアック著の自伝「アップルを創った怪物-もうひとりの創業者」を献本して頂いたので、さっそく読んでみました。

「第3章 コンピュータの出会い」の中で、ウォズニアック氏は、高校生の頃に書いたプログラムで、プログラムは間違っていなかったが、結果が出るまでに途方もない年月がかかることがわかり、1秒に100万回でも全てが解けるわけじゃないってことがわかり、速いだけじゃなく洞察力を持って考え抜いたアプローチがなければいけないことを悟ったそうです。

「第15章 ウォズ・プラン」の中で、大失敗に終わったApple IIIに関して触れ、マーケティング部門が顧客のニーズだと考えたものに従って製品を作ったことが原因で、Appleは、エンジニアが好きなものを作り、マーケティング部門がなんとかしてそれを売る方法を見つける企業だったはずなのに正反対に歩き出したことだと説明しています。

ウォズニアックにとって、語れるべき時代は、マルチリモコン「THE CL9 CORE REMOTE」を始めることに決め、1985年にAppleを退社するまでのようで、その頃の記憶は、かなり鮮明に残っているようです。


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