Apple、Mac App Storeのためのガイドライン「App Store Review Guidelines for Mac OS X apps」を公開
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Appleが、Macデベロッパー向けに、Mac App Storeのためのガイドライン「App Store Review Guidelines for Mac OS X apps」を公開しています。
Mac App Storeのガイドラインは、App Storeガイドラインに似ていて、ベータ版やテスト版などは受け付けられず、インストーラーも、Xcodeのパッケージを利用し、サードバーティ製インストーラーは利用出来ないそうです。また、Apple Macintosh Human Interface Guidelineに沿ってデザインされている必要があります。
イメージ的には、FirefoxやGoogle Chromeのように、ドラッグインストールして直ぐに使えるソフトウェアが対象となると考えると分かりやすいかもしれません。
ただ、プラグインなど、拡張機能は、Mac App Storeを通じて行う仕組みでなければならないといった制約がされるようです。
なお、売り上げに対するデベロッパーの取り分は、iPhoneアプリ同様に70%だそうです。
ガイドラインの説明によると、アルコール、タバコ等を奨励するソフトウェアや、デバイス情報を送信するといったソフトウェアは承認されないそうです。
インストールは、ソフトウェア単体で成立する仕組みでなければならず、共有ライブラリにリソースをインストールするものや、カーネルエクステンションをインストールするものは受付られないそうです。
起動時にライセンス認証を必要とするもの、コピープロテクトがかけられたソフトウェアも承認されないそうです。
動作環境として、現在、出荷されているMac OS Xのバージョンで動作しないもの、他のソフトウェアとの連携で、適切なMac OS X APIを使用しないもの、Mac OS X ファイルシステムドキュメンテーションに対応しないものなどは承認されないそうです。
ソフトウェアのユーザーインターフェイスは、Apple Macintosh Human Interface Guidelineに沿ってデザインする必要があるが、Apple製ソフトウェアと類似したものは承認されないそうです。
Mac App Storeを通じて販売されるソフトェアは、iPhoneアプリとは違い、プラグインを追加したり、機能拡張を行うことが出来るが、App Storeを通じて機能追加を行う必要があり、App Store以外を利用して機能追加を行うアプリは承認されないそうです。
また、他のソフトウェアを販売したり、配信したりするような、ディストリビューション機能を持ったStoreアプリは承認されないそうです。
さらに、iTunes Store RSSフィードなど、承認されたApple RSSフィードを使う事は可能だが、Apple.com、iTunes Storeなどのサイトから、情報をスクラブして取得したり、ランキングを作成するソフトウェアは承認されないそうです。
ポルノ関連や、イタズラ電話をかけたり、SMS/MMSメッセージを送信するソフトウェアも許可されないそうです。