無線LANのチャンネル干渉状況を確認出来る「Wi-Fi Explorer」を試す
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Adrian Granadosが、Mac用無線LANユーティリティアプリ「Wi-Fi Explorer」を、Mac App Storeにて販売していたので試してみました。
2.4GHz帯の1〜13チャンネル(14チャンネルはIEEE802.11bの古い規格)、5GHz帯の19チャンネルを使用する無線LANの電波状況を確認することが出来ます。
Macが無線LANポイントに接続していなくても、受信している無線LANの状況を調べる事が出来ます。
ある場所で、2.4GHz帯チャンネルを調査してみたところ、電波干渉が少ないチャンネルを探すのが困難なほど無線LANが乱立していました。
2.4GHz帯は、周波数帯が重複しているので、アクセスポイントが3つ以上検出されると、干渉しないチャンネルを探すのは難しくなります。
次に、5GHz帯チャンネルを調査してみたところ、2.4GHz帯であれだけあったアクセスポイントが、大幅に減少しました。
公衆無線LANやモバイルルーターなどでは、まだ5GHz帯は出始めたばかりで、設置型以外で利用されていることが少ないからだと考えられます。
5GHz帯は、そもそもチャネル間の重なりが無いので、同じチャンネルを使用していなければ干渉することはありません。
2.4GHz帯を使用する環境で、チャンネル干渉を回避するためには、無線LANルーターのチャンネルを自動調整させるために再起動するか、無線LANルーターの設定で、手動変更する必要があります。
AirMac Extreme、AirMac Express、Time Capsuleなどは、AirMacユーティリティで、ワイヤレスタブの一番下にある「ワイヤレスオプション」をクリックします。
ワイヤレスオプションの2.4GHzチャンネルをクリックし、WiFi Explorerで干渉が少ない、あるいは干渉しないチャンネルを手動選択すると良いと思います。