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ファイルメーカー「FileMaker カンファレンス 2015」を開催

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ファイルメーカーが、2015年11月25日〜27日の期間、JPタワーホール&カンファレンスにおいて「FileMaker カンファレンス 2015」を開催し、ファイルメーカー社社長ビル・エプリング氏によるビジネスアップデートに続き、米国本社FileMaker, Inc.のプロダクトマネージメント・マネージャーであるリック・カルマン氏が、プロダクトおよびテクニカルアップデートについてプレゼンテーションを行なった。

なお、リック・カルマン氏のプレゼンテーション内容に関しては、守秘義務情報が含まれるためレポートはありません。

今年で30周年をむかえたFileMakerは、FileMaker14にまで進化し、過去5年を振り返り、とてもシェアが伸びていると説明した。


過去5年間で、パソコンの出荷数はあまり変化はないが、iOSデバイスの出荷台数は、グローバルでパソコン出荷数を上回っていると説明し、Appleという親会社を持つFileMaker社は、この波に乗っていくと説明した。


Custom appsについて説明し、FileMakerによって、特定業務に特化したカスタマイズアプリケーション開発が可能だと説明した。

小規模、中規模、大規模企業における業務連携として、丸友青果の事例を紹介した。


紙を多用する企業においては、4週間も紙を探す時間に浪費しており、また、紙に書き込まれた情報をデジタル入力する作業が発生し、そこれによる入力ミスが発生することになり、こうした非効率的な作業を「ヴァンパイアワークフロー」と呼び、そうならないように取り組むことで作業効率が向上し、生産性を上げることが可能になると説明した。


Tim Cook CEOは「生産性を上げていくには、より働くことではなく、ビジネスを変えていくことだ」と述べており、ワークフロー改革に積極的に取り組むことが重要だと説明した。

FileMaker14プラットフォームは、ビジネス上における柔軟性を持っており、ビジネスにFileMakerが合わせるというスタンスをとっていると説明した。


2016年7月18日〜21日にラスベガスにおいて「FileMaker Developer Conference 2016」を開催する予定だと説明した。

FileMakerの開発は、DIY developmentレベル(ユーザーレベル)で始められ、専門開発者である必要はないのが特徴だと説明した。


夢を大きく持ちながら、小さい規模からソリューション構築を行なって欲しいと説明し、コードを書かなくても、タップするだけで開発が行なえるため、敷居がとても低い製品だと説明した。

さらにスキルアップを目指す方のために、サポート、トレーニング、フォーラムなども用意していると説明した。


モバイルビジネスにおける開発速度はとても重要で、ここで競合優位性を持ち続けるFileMakerは、ビジネスに乗り遅れることはないとを説明した。

FileMaker Business Allianceは、日本全国に160社あり、それらのビジネスパートナーに開発を依頼することで、求めるソリューションを手に入れることも出来ると説明した。


会場の展示ブースエリアでは「FileMaker iOS サンプルソリューション」で紹介されているFilemMaker Goを使用した様々な製品が、iPad miniでデモ展示されていました。

各ソフトウェアの説明に加えて、サンプルソリューションをカテゴリ分けした小冊子なども配布されていました。


Genius Barならぬ、FileMaker Barが設置され、15分間だけなんでも質問に答えてくれるそうです。


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