ファイルメーカー、Apple Store 名古屋栄で「FileMaker 15 新製品イベント」を開催
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ファイルメーカーが、2016年5月26日にApple Store 名古屋栄にて「FileMaker 15 新製品イベント」を開催しました。
当日の参加者は約30名ほどで、今回のFileMakerイベントで、初めてApple Retail Storeに来た方は5名ほどでした。
この新製品発表イベントは、日本だけでなく世界中のApple Storeで「FileMaker 15 Launch Events」として開催され、Apple Retail Storeのイベントカレンダーには掲載されず、ファイルメーカーのイベント情報のみで集客が行われ、日本では一瞬で満員になるという状況だったようです。
ファイルメーカーのマーケティング部シニアマネージャー荒地暁氏が、FileMaker 15プラットフォーム製品について紹介しました。
なお、冒頭に、Apple Business Teamのプレゼン紹介が行われました。(通常は話すだけでプレゼンはありません)
FileMaker 15プラットフォームの新機能として「モビリティ」「自動化と統合」「使いやすさ」「セキュリティ」「パフォーマンス」とした5つに分けて紹介が行われました。
SquirrelsのReflector 2を、Mac上でiPhone、iPad画面を表示するツールとして使用していました。
iPhone/iPad用カスタムAppアプリ「FileMaker Go 15」の新機能について紹介し、Touch ID、3D Touch、App Extensionsのサポートをデモを交えて紹介していました。
アプリから、PDFファイルをPDF Expert 5アプリに転送し、再び戻すデモを行っていました。
EstimoteのBeaconモジュール「Estimote Beacon」を使用し、FileMaker Go 15でサポートされた「iBeacon」の紹介が、デモを交えて行われました。
これにより、カスタムAppでIoTの促進が進められることになります。
自動化と統合では、スクリプトエラーの強調表示、スクリプトを元に戻す、FileMaker Proの製品内でソフトウェア更新、ESSアダプタの紹介が行われました。
過去に作成したスクリプトを流用しようとした場合の問題点発見が容易になると説明していました。
使いやすさでは、FileMaker Proの基本のStarter Solution、ウブベースのヘルプ、ユーザーインターフェイスの向上の紹介が行われました。
UIのボタンデザイン変更により、誰が見ても「ボタン」だと認識出来るように向上しているそうです。
セキュリティは、セキュリティの事前警告、マスク付き編集ボックス、SSL証明書の機能拡張、より多くのSSL証明書タイプをサポートの紹介が行われました。
これまで証明書作成はコマンドラインで行う必要がありましたが、今回からは作成画面がら作ることが出来るようになっています。
パフォーマンスでは、ポータル進行状況バー、最長呼び出しの使用状況ログなどを紹介していました。
ポータル進行状況バー搭載により、ソート抽出しながら別の作業が出来るようになり、より作業時間が効率化すると強調していました。
イベントの最後は、寿商会の深澤真吾氏、BANZAI CREATIVEの八木省一郎氏が参加し、参加者からの質問に答えていました。
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