ファイルメーカー、ビジネス市場におけるシェア拡大状況を説明
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ファイルメーカーが、ビジネスアップデートについて説明を行った。
2017年第2四半期における世界シェア割合において、アメリカは43%、日本は25%、ヨーロッパは28%、アジアは5%で、日本は1国で2位というシェアを獲得しているそうです。
単独国で2位であることで、日本からのリクエストに対する優先順位が高くなっているそうです。
日本における過去1年間の傾向として、FileMaker Serverの導入は増加しており、2016年5月より提供が開始された「FileMaker Licensing for Teams」は、全体の15%となっているそうです。
この背景にはiPadビジネスが影響していると考えられるそうです。
また、FileMaker WebDirectの導入や、FileMaker Goの接続台数も増加しており、ビジネス市場において「FileMakerの指名買い」が増えているそうです。
FileMaker Licensing for Teamsは、シンプルなユーザー数ベースのライセンスモデルで、FileMaker Go、ブラウザ、FileMaker Proから自由に選んで利用出来る高い柔軟性が特長です。
展開とデータ共有がより簡単なサーバーソフトウェアが含まれ、5ユーザー接続(96,000円/年間)単位で購入することが出来ます。
業種別ライセンス出荷では、医療20%、製造・流通20%、メディア10%など7業種区分で7割しめているそうです。
ここ1年で、製造・流通業種でiPad導入件数が伸びているそうです。
心臓カテーテル分野では95%、大学病院導入率93%、生殖医療分野では20%、透析医療分野でも伸びており、医療分野での成長は今後も見込めると考えているそうです。
年間ライセンスは、2009年から5年間で5倍へと成長し、初期導入費用1/3が支持されていると考えられるそうです。
年間ライセンス導入したことで懸念された販売型のFileMaker Proの売上も上昇しており、ビジネスは堅調に推移しているそうです。
パッケージビジネスとライセンスビジネスの推移に関しては、2011年にパッケージビジネスとライセンスビジネスの比率は逆転したそうです。
2006年におけるパッケージビジネス製品率は70%だったのが、2016年には25%となり、ライセンスビジネスが定着化していると考えられるそうです。
FileMakerのビジネスパートナーである「FileMaker Business Alliance」(FBA)は、日本において、2009年に54社だったのが、2017年には177社にまで増え、都道府県カバー数は40となっているそうです。
カスタム App需要増に伴い、FileMaker iOS ハンズオンセミナーの開催数が増え、参加者数も増加しているそうです。
このセミナーにおける新規顧客率は25%で、参加後の購入率40%となっているそうです。
株式会社ヤマダ電機 東京法人営業部との共催イベントとして、コンセプトLABI東京にて「初心者向け iOS ハンズオンセミナー」なども行っており、家電量販店の法人営業部門とのイベントを開催することで、開催場所の裾野を広げる取り組みも行っているそうです。