ファイルメーカー「FileMaker カンファレンス2017」を開催 #fmconfjp
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ファイルメーカーが、パシフィコ横浜 会議センターにて「FileMaker カンファレンス2017」を開催しました。
今回のカンファレンスには、世界6ヶ国から1,800名もの参加者が集まると説明しました。
ファイルメーカーのBill Epling(ビル・エプリング)社長は、FileMakerプラットフォームは15の言語に対応し、世界中で100万以上のユーザーが利用しており、サブスクリプション方式に変わって、さらにユーザー数が増えていると説明した。
iPhone/iPadアプリ「FileMaker Go」のダウンロード数は300万ダウンロードを突破し、日本の売上シェアアは世界の4分の1を占めると話した。
ユーザー事例として、株式会社カワムラモータース、信州ハム株式会社を紹介した。
この2社による導入セッションが行われると紹介した。
年間ライセンスは「1年ライセンス」が世界で最も成長しており、日本はとくに成長している市場だと紹介した。
永続ボリューム ライセンスプログラム「VLA」の3分の1のコストで導入することができ、追加費用無しで最新バージョンが利用可能なだけでなく、既存バージョンの継続利用が可能な点も評価されていると説明した。
カスタマーエクスペリエンスの改善点として、サポートページを一新し、サポート担当者も多く雇用したと紹介し、組織体系自体も新しくなったと説明しました。
これによりカスタマーサポートのNPS(Net Promoter Score)スコアが劇的に向上したそうです。
有料のクラスルームトレーニング参加者は3,450人、無料のFileMaker Webセミナー参加者は3,550人となり、合計で7,000人ものユーザーがセミナーに参加したと説明した。
また、2017年10月04日より、無料のビデオトレーニング「カスタム App アカデミー」の提供を開始し、多くの若いユーザーが学習していると紹介した。
学習テキストとして「FileMaker Master Bookシリーズ」や、ビギナーズガイドなどをPDFによって多く提供していることも紹介した。
2017年7月11日より「FileMaker Cloud」の提供を開始しているが、今週中に「FileMaker Cloud 1.16.0」の提供を行う予定だと説明した。
FileMakerのProduct Manager、Robert Holsey氏は続いて製品紹介を行いました。
なお、内容に関しては、FileMaker 守秘義務情報が含まれているため触れておりません。
ファイルメーカーのマーケティング部シニアマネージャー荒地暁氏氏はスポンサー紹介を行った。
今回は、プラチナムスポンサーによるプレゼンテーションを行ってもらうと話した。
ファイルメーカーの法人営業部ビジネス デベロップメント マネージャー森本和明氏は、高額文字認識「OCR」技術の紹介として、PFUのワンプッシュで簡単に書類を電子化できる「ScanSnap iX500」を使用してのデモを行った。
ジェネコムの高岡幸生氏が、ScanSnap iX500を使用して、医療現場におけるデータの手入力削減とファイルリングを行う作業をデモを交えながら紹介した。
このデモで使用したファイルメーカーシステムは、わずか1日で開発出来たそうだ。
イエスウィキャンが、ScanSnap iX500を使用して、タクシーの手書き業務日報報を事例として紹介した。
これまでは毎日3人が8時間かけて手入力作業を行っていたが、スキャンしOCR認識させることで、作業者が1人になり、作業時間も3時間に短縮することが可能になったと紹介した。
SBクラウドは、Alibaba Cloudを使用することで、中国と日本との間で、クラウド連携が可能である事や、クラウドシステムのパフォーマンスについて紹介した。
世界の製品生産拠点となっている中国とFileMakerシステムを繋げることが可能だと紹介した。
ファイルメーカーの法人営業部セールスエンジニアの小林ひとみ氏が、Dropbox Businessとの連携について紹介した。
ショウケース紹介
PFUは、業務用イメージスキャナ「fi-7480」、さまざまな原稿を簡単に電子化できる「ScanSnap SV600」を展示していました。
FileMakerと連携するためのドライバーはWindows版しか提供されておらず、Mac版も提供を行って欲しいところです。
第一コンピュータサービスは、ScanSnapの読取りデータをシームレスにFileMaker ProのDBに格納するシステムを、アットデルは、FileMaker プラットフォームとのOCR連携を展示していました。
ワンプッシュで簡単に書類を電子化できる「ScanSnap iX500」を使用し、スキャナの代表格である ScanSnap と FileMaker プラットフォーム、そして OCR(文字認識)技術を連携させ、書類のデータをシームレスに FileMaker プラットフォームへ保存するサンプルソリューションを紹介していました。
サポータスは、FileMaker Business Alliance ( FBA )の中でも最上位のPlatinumレベルメンバーとなった企業の1社ですが、そのFBA認定者に多くの主婦が在籍しているそうです。
FileMaker開発だけでなく、FileMaker トレーニング「サポータス トレーニング」も提供しており、広範囲でFileMakerサポートしているそうです。
ジェネコムは、Amazon Web Services (AWS) Marketplaceを通じて提供される「FileMaker Cloud」の導入および構築に力を入れていると紹介していました。
イメージャーは、ハネウェル社のiOS・FileMaker連携バーコードリーダーを展示していました。
ラベル印刷対応のモバイルプリンタ「RP Series Mobile Printers」などが展示されていました。