ファイルメーカー「FileMaker カンファレンス2018」を開催 #fmconfjp
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
ファイルメーカーが、2018年11
月7日~9日の期間、虎ノ門ヒルズにて、FileMakerの各種アップデート情報が説明されるカンファレンス「FileMaker カンファレンス 2018」が開催中です。
セッション内容は全てNDA ですが、FileMakerのビル・エプリングCEOによって行われた基調講演に当たる「オープニング セッション」の最初5分だけが公開されました。
まず「FileMaker カンファレンス 2018」について。
参加者の1割に当たる人は初参加であり、この事からも分かるようにユーザの層は広がり続けているという事でした。
FileMakerは、PCのクラスプラットホームだけでなく、モバイル、クラウド、オンプレミスという環境においても動作するカスタムアプリの開発を可能にする環境を提供する会社であり、この事から情報や非効率的環境の改善に大きな威力を発揮します。
会社全体として、シンプルに保つことを重要視しており、それは提供するアプリケーションのUIなどにも反映されているという事でした。
これらの特徴を持つ FileMaker が企業などで採用するために信用してもらう情報として、以下のような情報が公開されました。
まず、FileMaker のCommunityユーザは全世界で 8万人以上。
そこに参加しているのは 5万以上の開発会社と、1000以上のBusinessアライアンスパートナーとなっています。
ファイルメーカーのサブスクリプション契約は 100万契約以上となっており、モバイル向け FileMaker Go のダウンロード数は400万回以上。モバイル環境において、これほど使われているカスタムアプリは他には無いレベルとなっています。
これらの製品から上がる売り上げは 50%以上がアメリカ国外、全体の売り上げの25%が日本となっており、この事から推測できる通りに日本はファイルメーカー社における売り上げ2位となっています。
売り上げだけでなく、利益についても好調であり、ここ20年以上は利益を上げ続けています。
このような事から、ファイルメーカー社は巨大で強力なコミュニティを持つだけでなく、経営的にも長年安定した企業であり、法人利用の信頼にたる企業であると説明されました。
最後に、ファイルメーカーはAppleの子会社である事から健全な経営と、モバイルなどの最新トレンドに追従し続ける開発体制を取っていることが強調されて説明が終了しました。
これ以降のFileMaker カンファレンス 2018ではファイルメーカーを中心としたエコシステムについて様々な情報が 3日間に渡って説明されます。
株式会社ジェネコム
ジェネコムが、FileMaker 製品ユーザ向け ヘルプアプリ「Help for FM」の展示を行っていました。
FileMaker Pro / FileMaker Server のヘルプアプリケーションで、iOS デバイス上でいつでも、FileMaker の複数バージョンのヘルプを利用できるそうです。
また、FileMaker Go用サンプルとして、病床管理・看護経過記録システム「SPACE」や、見積発行・承認システム「Swing」なども紹介していました。
株式会社イエスウィキャン
イエスウィキャンが、クラウドを使うだけで働き方改革ができるサービスの紹介を行っていました。
KCCSモバイルエンジニアリングのSigfoxマルチアダプタ「DATA SCOPE」との連携デモを行っていました。
2019年1月31日に関東ITソフトウェア健保会館にて「第2回まるっと一日ワークショップ」を開催するそうです。
株式会社寿商会
寿商会が、FileMaker ホスティングサービス「KBS クラウド」を紹介していました。
申し込みするだけで FileMaker プラットフォームを専有型のクラウド環境で利用できるようになるそうです。
また、ファイルメーカーの Web ビューア上で動作するドローアプリ「DrawMaster」も展示されていました。
株式会社PFU
PFUが、ScanSnapの最新機種「iX1500」の展示を行っていました。
また、FileMakerで作成したアプリにスキャンした書類から抽出した文字情報(OCR結果)を連携させる具体的な方法などを、デモを交えて紹介していました。
Dropbox Business / ソフトバンク コマース&サービス株式会社
Dropbox Businessとソフトバンク コマース&サービスが、FileMaker 16以降から「cURL」が標準化され、世の中にある様々なWebサービスとの連携がますます簡単にできるようになったと紹介していました。
Dropboxは、そのcURLオプションを使うことでより簡単に連携できるようになったサービスで、FileMaker プラットフォーム とDropboxの連携で得られるメリットや、事例を紹介していました。