Apple、360 VR配信に対応した「Compressor 4.4」を配布開始
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Appleが「Compressor Ver.4.4」の配布を開始しています。
システム条件:macOS 10.12.4以降, 4GBのRAM(4Kの場合は8GBを推奨)、OpenCLに対応したグラフィックカードまたはIntel HD Graphics 3000以降、256MBのVRAM(4K編集と3Dタイトルには1GBを推奨)、1.2GBのディスク領域。
一部の機能にはインターネットアクセスが必要です。料金が発生する場合があります。Blu-rayディスクの作成には、Blu-rayレコーダーが必要です。
バージョン 4.4 の新機能
360 VR配信
・さまざまなフォーマットとフレームサイズで360°ビデオをエンコーディング
・360°ビデオをYouTube、Facebook、Vimeoで直接共有
・業界標準の全方位メタデータを埋め込んだ360°ビデオファイルを書き出し
・モノスコピックおよびステレオスコピックフォーマットに対応
ハイダイナミックレンジ
・色空間変換コントロールとHDRメタデータを使ってHDR(ハイダイナミックレンジ)ビデオを配信
・HDRビデオをP3 D65 PQ、Rec. 2020 HLG、およびRec. 2020 PQ for HDR10で配信
・HDRビデオをSDR(標準ダイナミックレンジ)ビデオに簡単に変換
・iTunes Storeパッケージ内でDolby VisionグレードビデオファイルのDolby Vision XMLへのリンクに対応
HEVC
・ビデオの映像品質を同等に保ちながらH.264よりもファイルサイズを最大40パーセント小さくできるHEVC(High Efficiency Video Coding、別名H.265)フォーマットでエンコーディング*
・Compressorで作成したカスタムHEVC書き出し設定をFinal Cut Proで使用
・Final Cut ProやMotionのプロジェクトをCompressorに送信し、ビデオをHEVCフォーマットでエンコーディング
・デスクトップでドラッグ&ドロップするだけでエンコーディングできる自己完結型HEVCドロップレットを作成
MXF
・さまざまなコーデックとパラメータに対応するMXFファイルのエンコーディング
・さまざまなフレームレートと解像度が使えるAVC-Intra、D-10 / IMX、ProRes、XDCAM HDなどの新しいMXFプリセット
・MXFコンテナ内でProResおよび10ビット非圧縮ビデオをサポート
・MXFコンテナ内でHDRビデオをサポート
* HEVCはmacOS High Sierraのみ対応します
その他の修正点に関してはCompressor 4.4:リリースノートを参照して下さい。