Nikon Digital Live 2010:ニコン「D7000」をチェック
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ニコン イメージング ジャパンが、2010年10月15日〜17日にAKIBA_SQUAREにて開催した「Nikon Digital Live 2010」において、「D7000」のプレビューイベントを開催していたのでチェックしてきました。
D7000は、APS-Cセンサーサイズ(DX)フォーマットの新しいCMOSセンサーを採用したデジタル一眼レフカメラで、ニコンの4桁番台デジタル一眼レフカメラとして最上位機種となります。
上から見てみると、モードダイヤルは4桁番台と同じですが、上位機種と同じような、下にレリーズモードダイヤルがある2段設計になっていました。
背面側は、3型VGAの液晶モニターが搭載され、ライブビュースイッチに赤い動画撮影ボタンが装備されています。
オートフォーカスでの撮影時は、シャッターボタンを半押し すると、ピントが合った時点でフォーカスがロックされます。また、AE/AFロックボタンを押し続けている間、露出を固定(AE ロック)することも出来ます。
D7000では、Dムービー撮影で「1,920×1,080/24fps」の撮影が可能になっています。なお、30fps撮影は1,280×720となります。
また、ターゲット追尾AFに対応しているそうです。
動画撮影中の静止画撮影は出来ません(シャッターを押すと動画撮影が解除される)また、最大録画時間は20分だそうです。
なお、ボディに内蔵されているマイクはモノラルになります。
レンズマウントを見ると、Ai連動ピン(露出計連動レバー)が搭載されていることが確認出来ます。
また、向かって、マウントの右下にAFモードボタンがあり、これを押しながら背面のメインコナンドダイヤルを回すと、ライブビュー撮影時のAFモードを設定することができ、グリップのサブコマンドダイヤルを回すと、ライブビュー撮影時のAFエリアモードを設定することが出来るそうです。
メニュー設定項目はかなり多く、それぞれの機能を把握するためには、マニュアルを読み込んで理解する必要がありそうです。
レリーズモードダイヤルを「Q」にセットすると、通常撮影に比べてミラーアップ/ダウンの動作音を抑えた撮影ができる静音撮影モードが搭載されています。
側面の入出力ポートとして、USB 2.0端子、HDMI端子、GPSユニット端子、ステレオマイク端子が装備されています。
市販のマイクを外部マイク入力端子に接続すると、動画撮影中にオートフォーカスでピント合わせをしたときや VR レンズを装着して VR(手ブレ補正)機能 をONにしたときに生じるレンズの動作音が録音されるのを軽減できるので、音もしっかり残した動画撮影を行う場合は、ステレオ外部マイクを利用した方が良いと思います。
D7000は、D3100と同じ画像処理エンジン「EXPEED 2」を搭載していて、視野率約100%、倍率約0.94倍、アイポイント約19.5mmと「D300S」と同じです。
視野率約100%のデジタル一眼レフカメラ「D300」と大きさを比較してみたところ、一回り以上小さいことが確認できます。
劇的な性能差は無いと思いますが、重いのが嫌だと感じていた方には、D7000に買い替える価値はあると思います。
会場では、SDカードを持ち込むと、撮影データを持ち帰る事が出来たので、「AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR」との組み合わせで、Dムービー「1,920×1,080/24fps」撮影を行ってきました。
キヤノンの「EOS 5D Mark II」と比べて、約6割りぐらいのデータレートとなります。