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ペンタックス:K-5 体感&トークライブで「K-5」をチェック

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K-5

K-5

HOYA株式会社PENTAXイメージング・システム事業部が、2010年10月17日にASUNAL HALLにて「K-5 体感&トークライブ」を開催したので、新しい「K-5」をチェックしてきました。このデジタル一眼レフカメラは、K-7のボディと、画像処理エンジン「PRIME II」を引き継ぎ、APS-Cサイズ相当の有効約1,628万画素CMOSセンサーと、中判デジタル一眼レフカメラ「645D」のAFセンサー「SAFOX IX+」を搭載した製品で、リファインモデルと呼べるデジタル一眼レフカメラだと思います。

なお、名古屋開催では、10月15日からK-5の発売が開始されたことで、撮影データの持ち帰りが可能になっていました。


K-5を上部から見てみると、K-7とほぼ変わらないことが確認出来ます。


側面端子もK-7と同様で、HDMI端子、PC/AV(USB)端子、電源端子という仕様となっています。


背面側だけを見比べたら、K-7との違いはわからない状況です。なお、緑色のボタンは、露出を自動露出にしたり、設定値をリセットするためのボタンで、動画撮影するためには、モードセレクトボタンで、動画にセットして背面のAFボタンを押し、その後シャッターを押すという手順となります。

この動作の流れは、最近のデジタル一眼レフカメラの動画撮影手順と比較すると、旧式といった印象を受けます。


唯一の違いは、モードレクトダイヤルの高さが少しアップしたことぐらいのようです。


今回、K-5では、最高感度「ISO 51200」を強調していますが、常用設定では「ISO 12800」までとなります。


切換えの設定は、設定のカメラメニューからではななく、カメラそのものの設定を変更する「Cメニュー」から「拡張感度」を選ぶと利用出来るようになります。


センサーが新しくなったことで、動画の撮影モードに、Ful HD 撮影(1,920×1,080ピクセル、25fps)が追加されています。

K-7では、16:9撮影はHD撮影(1,280×720ピクセル、30fps)までしたが、K-5では、このHD動画撮影設定に25fpsが追加されています。

なお、記録方式は、従来と同じAVI方式で、これは、画像処理エンジン「PRIME II」による制限なのか、シャッターを押して撮影を止めてから、カードへの書き込み時間がかなり掛かります。

その間、カメラの操作は出来ません。この遅さは、2010年に発売されたデジタル一眼レフカメラと比べてストレスを感じると思います。

また静止画の感度設定などは反映されず、動画撮影モードを選択した場合は、フルオート撮影のグリーンモードと同じになるようです。


メニューから、動画を選択し、デジタルフィルターを選ぶと、動画撮影時に、デジタルフィルターをかけることが出来るようになっています。

また、カスタムフィルターから、レトロ、リバースフィルムなども動画撮影時に選択出来るようになっていました。


高感度撮影体験コーナーで、K-5にDA55-300mmF4-5.8EDを装着したカメラを使って撮影したデータを掲載しておきます。

なお、撮影は、一脚でガチガチに固定された状態で、ズームレンズを回すことぐらいしか出来ませんでした。

最初は、常用感度最大のISO 12800で撮影した写真です。


つぎに拡張感度オンで、ISO 51200で撮影してみました。

ノイズがかなり出ていて、修正するのも無理なレベルですが、まったく潰れたといったレベルでもない感じです。


最後に、HDR撮影を行ってみました。

高感度撮影では、このHDR撮影データーが、一番出来が良いように感じます。



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