ニコンのF1.8レンズ搭載デジタルカメラ「COOLPIX P300」と、フルカバー型速写ケース「CS-NH41」をチェック
※本サイトは、アフィリエイト広告および広告による収益を得て運営しています。購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。
ニコンイメージングジャパンが、2011年3月に発売したF1.8レンズ搭載デジタルカメラ「COOLPIX P300」を購入しました。
また、純正のフルカバー型速写ケース「CS-NH41」も一緒に購入しました。
本体には、さっそくジャパンホビーツールのニコンSで使用されていた貼り革と同じ光沢感を出した「ニコン クールピクス P300 用貼り革キットSタイプ 4301」と、韓国Luxecaseのデジカメ用ソフトレリーズボタン「Soft Button for Digital」を貼りました。
コンパクトデジタルカメラで、アクセサリーとして、フルカバー型速写ケースの組み合わせが用意されているのは、パナソニックのLUMIX DMC-LX5とDMW-CLX5、リコーのGR DIGITAL IIIとGC-4、富士フイルムのFinePix X100とLC-X100、FinePix F550EXR/FinePix F300EXRとSC-D20があり、少し大きめのデジタルカメラだと、キヤノンのPowerShot G12とSC-DC65A、ニコンのCOOLPIX P7000とCS-NH37があります。
今までコンデジカメラとして使用してきたのは、キヤノン「PowerShot S90」で、とても満足していたのですが、私の撮影パータンが、主に物撮りと、固定距離の動画撮影と決まっていて、広角域が足りない事と、HD動画撮影出来ないことに不満を感じていたところ、CP+2011でCOOLPIX P300を取材して、自分の使い方に合っているかもしれないと思い購入しました。
ほとんど同じような性能仕様ですが、PowerShot S90の実重量が約198gなのに対して、COOLPIX P300の実重量が約189gと約10gの差があります。たった10gですが、実際手に持ってみると、COOLPIX P300の方が軽いと感じます。
背面液晶は、どちらも3.0型TFT液晶カラーモニターですが、COOLPIX P300は、反射防止コート付き広視野角約92万ドット液晶で、PowerShot S90は、視野率100%約46.1万ドット液晶が採用されています。
後発のCOOLPIX P300の液晶モニターの方が明るく見やすいです。また、COOLPIX P300の焦点距離が35mmフィルム換算で24-100mm相当の撮影画角、PowerShot S90の焦点距離が35mmフィルム換算で28-105mm相当の撮影画角差がよく分かります。
コンデジの場合、広角レンズアクセサリーが提供されている事は少なく、この画角の差は、特に近接で動画撮影を行う場合、結構アドバンテージになると思います。
本体内蔵のフラッシュですが、PowerShot S90は、自動ポップアップ/収納式で、COOLPIX P300は手動式といった差があります。
フラッシュの機能は、調光範囲(ISO感度設定オート時)も含めて同じですが、オートフラッシュ設定の場合、自動ポップアップするPowerShot S90の方が、明るさが足りないと判断されたことが分かりやすいと思います。
ケースは、PowerShot S90の場合、ベルト通し付きケース「PSC-2500」で、COOLPIX P300は、レザーケース「CS-NH40」と、フルカバー型速写ケース「CS-NH41」の2種類が用意されています。
フルカバー型速写ケースは、やはり、ネックストラップ付きで、ケースを付けたまま直ぐ撮影することが出来るので便利だと思います。
あと、ステッチがケースと同色では無いので、手作り感が出ている気がします。
地味な点ではありますが、COOLPIX P300は、底面側にオーディオビデオ出力/デジタル端子(USB)があり、USBケーブルを利用して、本体充電が行えます。
PowerShot S90は、USB充電が出来ず、バッテリーチャージャーでバッテリーを充電する必要があります。
USB充電は、ミニ8ピン平型のUSB端子を持ったケーブルが必要で、汎用USBケーブルを流用することは出来ませんが、iPhone/iPad用に持ち歩いているUSB充電器で、COOLPIX P300の充電が出来るので、電源確保に困る事が少ないと思います。