ソニーのデジタル一眼レフカメラ「α77」(SLT-A77)をチェック
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ソニーストア名古屋で、2011年10月14日発売のデジタル一眼レフカメラ「α77」(SLT-A77)の先行展示と、カメラマンの小澤忠恭氏を講師に迎え「New“α”始動」特別体験会」が行われました。
小澤氏がまず強調したのは、新設計のボディとグリップで、持ち重り感がかなり向上していて、またグリップも手に吸い付くような感じでかなり良くなっていると説明してました。
実際のボディを触ってみると、デザインは有機的になり、キヤノン系に近い印象を受けます。
約235万ドット、視野率100%の有機EL電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」がよても良く、従来、背面液晶で確認していた撮影後のチェックをFinder内で確認出来るため、被写体側は覗けていると勘違いする場合もあるので、撮影シーンによっては注意が必要だとアドバイスしてました。
新開発の約2,430万画素「Exmor」APS HD CMOSセンサー(APS-Cサイズ相当)を新搭載したことにより、画像処理エンジン「BIONZ」が新しくなっていて、ハイコントラストの背景撮影でも、陽が暗くなるのを待つ事無く撮影出来るようになったと説明していました。
100%拡大のモデル撮影写真を見ながら、瞳にピントを合わせ、あまり日本では行われない「ミルクスキン」撮影に女子カメモードと呼ばれる「ソフトハイキー」を使った作例における階調の安定度について詳しく説明していました。
写真をよく見ると、瞳の中にレフ板が写り込んでいるのが分かり、瞳は大事ですよと力説されてました。
マウンターの前にステレオマイクが装備されていて、内蔵ストロボは、前にせり出して建つ感じでポップアップします。
上から見てみると、ボタン類は右側に集中的に配置され、前後に操作ダイヤルが配置されています。
背面を見ると、従来のモードダイヤルが「マルチセレクター」というジョイスティック風のボタンに変更されています。
これは指で触るだけでボタンを識別できるように配慮した結果だそうです。
液晶モニターは3型ワイド約92万ドットで、従来の上下と左右の2軸に加えて、前後方向への動作が可能な「3軸チルト式」が採用されています。
光軸からずれる横開きは絶対に採用しない変わりに、高さを上げる事で構図確認がしやすくなっています。
これは、動画撮影などを行う場合に便利な機能なんじゃないかと思います。