キヤノンのDIGIC 5エンジン、GPS、iFrame動画撮影機能などを搭載した光学5倍ズームレンズ搭載デジタルカメラ「PowerShot S100」をチェック
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キヤノンが、12月上旬から発売する、DIGIC 5エンジンを採用し、従来のキヤノン製コンパクトデジタルカメラと比べて、大幅な低ノイズ化や高感度化、ホワイトバランスの高精度化を図るなど、さらなる高画質化を実現するとともに、GPS機能を搭載した光学5倍ズームレンズ搭載デジタルカメラ「PowerShot S100」をチェックしてきました。
PowerShot S95の後継モデルで、ボディデザインが同じように見えますが新設計されたようです。
従来のブラックカラーに加えて、IXYっぽいシルバー色が追加されました。
ただブラックは、IXY 410Fのブラックのようなざらつき感のある艶消しに変更されています。
大きく変わった点として、前面にグリップ部分が追加されたことが上げられます。
ブラックモデルの場合、ざらつき感のある艶消し表面処理もあって、片手で持った時のホールド感が格段に向上していると思います。
コントローラーリングがボディピッタリに変更され、リングを回す時に重さが加えられているようです。
トップ部分は、コントローラーリング機能切り替えボタンが無くなり、その部分にGPSの文字が刻印されています。
また、シャッターボタンがメタリック色に変わり、大きくなっています。
PowerShot S95からHD動画撮影機能が追加されましたが、動画撮影を行う場合は、モードダイヤルで選択する必要があったのに対して、PowerShot S100では、動画撮影ボタンが追加されました。
また、背面スピーカー部分に親指をかけるグリップ部分が追加されています。
全体的に見て、ニコンイメージングの「COOLPIX P300」のボディがもつ機能を羅集した感じを受けます。
PowerShot S100のコントローラーリングが、PowerShot S95のショーットカットボタン部分に移動したことで、コントローラーリングを動かした場合のモード選択と、ショートカット割り当てを行った場合の同時利用が出来なくなってしまったようです。
メニューでコントローラーリングボタンにショートカットを割り当てると、コントローラーリングを回した時は、設定したショーッカットが呼び出されるように変更されています。
PowerShot Gシリーズが搭載していた「内蔵NDフィルター」が新たに搭載され、高感度時ノイズリダクション設定が追加されています。
オートでもISO80〜1600まで自動調整が行われるため、写真上の粒状感を軽減することが出来るようになったそうです。
手ブレ補正は、従来の手ブレ補正機能に加え、シフトブレにも対応するハイブリッドISやパワードIS補正など6種類用意されています。
これらはシーンに応じて手ブレ補正を行う「マルチシーンIS」機能として動作します。
ISO感度は、PowerShot S95の場合、通常時ISO80〜3200、250万画素固定のローライト時ISO320〜ISO12800でしたが、PowerShot S100の場合、ISO80〜6400が利用できます。
GPS機能は、撮影場所を位置データで記録・確認できる他に、カメラの位置情報をGPSログファイルとして記録し続ける「ロガー機能」が利用出来るようになっています。
動画撮影機能は、1920×1080:24fpsのフルHD動画撮影が可能になりました。
また、録画ボタンが追加されたことにより、モードダイヤルに関係なく撮影することも出来るようになりました。
さらに、iMovie '11などの編集作業が効率化する「iFrame」(1280×720)が選択出来るようになっています。