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本体だけではわからないNikon D3の実力

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フォーカスポイント領域

フォーカスポイント領域

デジタルフォト&デザインセミナー 2008で、フォトグラファー望月宏信氏が、Nikon D3と、Nikon D300を紹介するセミナーに参加しました。

2機種の大きな違いは、フォーカスポイント領域で、Nikon D300が端まで当たるのに対して、Nikon D3は中央に寄ってるため、広角撮影ではNikon D300の方が有利だと説明してました。

Nikon D3の特徴は、「ISO 200〜6400」(拡張感度100〜25600)という圧倒的な感度性能が特徴。ちなみに、EOS-1D Mark IIIは「ISO 100〜3200」(拡張感度50〜6400)です。


ホテルのロビーを撮影

ホテルのロビーを撮影

この大きなダイナミックレンジと、FXフォーマット用レンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」との組み合わせにより、ホテルのロビーを撮影してみたら、天井の端まで、階調が破綻することなく、しっかりディテールを保って撮影出来てることがわかると思う、従来では、大型のストロボを複数必要だった撮影が、ストロボ無しで撮影出来るのは驚異的だと説明してました。


水族館の撮影

水族館の撮影

また、水族館など、まったくストロボが使用できない場所で撮影した作例として、水族館で、床面に投影されたプロジェクターの光で遊ぶ子供を撮影した作例を紹介し、プロジェクターの光が当たっていないところには、Adobe Photoshop Lightroomの「補助光効果」で持ち上げてみると、しっかり階調が保たれてることが確認出来ると紹介してました。

Nikon D3のRAWデータは、そのまま現像するだけでは分からないが、その情報量は、今まで考えられなかった光の情報が納められていて、ストロボ撮影の頻度が減り、また、ストロボを立てても難しい光減撮影環境においても撮影が出来るようになったそうです。

こうした現場のプロの話は、単純に店頭で試し撮りするだけでは、そのカメラの力量は判断出来ない状況にあることがわかって、勉強になりますね。


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