CES2016:ニコン、FXフォーマットフラグシップ「D5」と、DXフォーマットフラグシップ「D500」を展示
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CES 2016において、ニコンが、FXフォーマットフラグシップモデルとなる「D5」と、APS-CのDXフォーマットフラグシップモデルとなる「D500」のハンズオン展示を行っていました。
D5 は秒12コマという超高速連写が可能となっていますが、ミラーのスタビライズ機能が非常に有効に動いているようでミラーアップに伴う衝撃は「感じない」と言って良いレベルにまで抑えられています。
ミラーアップ状態では秒14コマの連写も可能。この場合はミラーも上下運動も無くなるために、サラサラサラという薄い音でシャッターが切れて行きます。
AF は非常に高速。迷い無く、一気に合焦するように動きます。
非常に高価なプロ機ですが、プロの仕事で使われるのに相応しいスペックとなっています。
D500 はハイエンド機という位置づけであり、D5と同等の「マルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュール」を搭載し、153点AFシステムを踏襲しています。
AF については D5 ほどでは無いものの、非常に高速に動作します。
しかし、シャッターを切った際にミラーショックが強めに来る上に、ミラーアップ音も大きく響くのが気になりました。
DXフォーマット機初のXQDカードとSDXCメモリーカードのダブルスロットを装備しており、SDXCメモリーカード側は、UHS-II規格に対応しています。
また、Bluetooth 4.1&IEEE802.11b/g(2.4GHz)に対応し、iOSアプリ「SnapBridge」を使用して、画像の自動転送や位置情報付加などが可能となっています。
360度全周撮影を可能にする「KeyMission 360」は、カメラの前面、後面の両方に撮像素子とNIKKORレンズをそれぞれ搭載し、360°全方位を臨場感あふれる4K UHDの高画質で録画することが可能なウェアラブルなアクションカメラです。
水深30mまで撮影できる高い防水性能をはじめ、耐衝撃、耐寒、防塵性能を備えています。
参考出品ということでショーケース内での展示のみに止まっていました。
by Michio Higashi