キヤノン初のBluetooth搭載コンパクトデジタルカメラ「PowerShot G9 X Mark II」を試す
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キヤノンが発売したコンパクトデジタルカメラ「PowerShot G9 X Mark II」を試してみました。
キヤノン初のBluetooth搭載コンパクトデジタルカメラで、1.0型高感度CMOS(裏面照射型)約2,010万画素センサーを採用しています。
PowerShot G9 Xの改良型後継機で、35mm判換算28-84mm相当の3倍ズームレンズ、筐体などは継承されています。
画像処理エンジンは「DIGIC 7」となり、シーン検出や被写体追従性能が向上しており、カメラ内RAW現像機能も追加されています。
2009年に発売された「PowerShot S90」の系統に属すモデルで、開放F値F2.0 (W) - F4.9 (T)を引き継ぐことで、日常で使いやすいデジタルカメラだと思います。
軍艦部分も系統を引き継ぐデザインとなっています。
背面は、3.0型TFTカラー液晶(約104万ドット)、アスペクト比3:2、視野率:約100%で、静電容量方式タッチパネル仕様となっています。
ボディ一杯にタッチパネルを搭載したためか、十字ボタン類などが省略されています。
マクロ固定撮影するためには、オート以外のポジションで、Qボタンから画面選択で行う必要があり、直ぐに物撮りしようと思って被写体に寄ると、AFが迷う傾向があります。
側面にあるWi-Fiボタンを押し、スマートフォンと通信をタップして、iPhoneの設定>Wi-FIで、PowerShot G9 X Mark IIのニックネームを選んで接続します。
iPhone/iPadアプリ「Canon Camera Connect」を使用して、PowerShot G9 X Mark II内の画像を一覧表示したり、位置情報、カメラ設定などを行うことが可能です。
リモートライブビュー撮影をタップして、リアルタイムプレビューを見ながら撮影を行うことが可能です。
Pモードだけでなく、AvやTv、マニュアルモード、カスタムモードでも撮影が行えます。
ズームやストロボ、セルフタイマーなどの設定も可能で、フォーカス位置の調整を行うこともできます。
PowerShot G9 X Mark IIのMENU>無線通信の設定>Bluetooth設定を選び、Canon Camera Connectアプリを起動して、表示されたニックネームを選んでペアリングを確率します。
PowerShot G9 X Mark IIの電源がオフの状態でも、アプリからアクセスすることで、PowerShot G9 X Mark IIの電源をオンにすることができます。
Bluetooth接続されている場合、Canon Camera Connectアプリ上に「Bluetooth リモートコントローラー」が表示されます。
これをタップすると、iPhoneをシャッターリモコンとして使用することができ、ズームコントロールも行えます。
ただ、このBluetooth連携は、リモコン機能以外の機能利用しようとすると、Wi-FI接続に切り替える必要があり、アプリ上からWi-FI接続に必要なパスワードをコピーするガイドが表示されたあと、iPhoneの設定>Wi-Fiで、再びWi-Fi設定する必要があります。
これは、カシオの「EXILIM Connect」に似ていて、ニコンの「SnapBridge」のような、Bluetooth接続状態で、画像の自動転送、画像プレビュー、手動選択による画像転送などはできません。
ニコンよりも後発でBluetooth対応したにも関わらず、レベルの低い機能実装なのには、残念に感じました。
同梱されているアクセサリーは、バッテリーチャージャー「CB-2LH」、バッテリーパック「NB-13L」(1250mAh)、ストラップ、マニュアルなどとなっています。
ソフトウェアが収録されたCD-ROMや、Macと接続するためのインターフェースケーブルは同梱されていません。
Mac用ソフトウェアとして、カメラ内の画像の取り込み/整理ツール「CameraWindow DC」、RAW画像閲覧/現像/編集ソフト「Digital Photo Professional」、編集した結果をオリジナルのピクチャースタイルファイルとして保存する「Picture Style Editor」、カメラで位置情報を付加した画像を地図上に表示する「Map Utility for Mac OS X」は、ダウンロードすることで入手可能です。
USB-Cポートしか持たないMacBook Pro (Late 2016)、MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)と接続する場合、エレコムのUSB Type-Cオス - USB2.0 micro-Bオスケーブル「U2C-CMB05NBK」などを別途用意する必要があります。
なお、PowerShot G9 X Mark IIは、USB本体充電に対応しています。
なお、OS X El Capitan、macOS Sierraの環境では、CameraWindow DCを使用して、Wi-Fi接続によるPowerShot G9 X Mark IIカメラの認識は出来ない仕様となっています。
MacとWi-Fiダイレクト接続で写真データー取り込みを行うには、無線LAN機能付きSDカード「FlashAir」などを使用する必要があります。
私は、コンパクトデジタルカメラの使用用途として、レビュー用製品撮影や、展示会や発表会などでの物撮り、セミナー会場でのスクリーン撮影といった取材でしか使用しません。
サンプル物撮りしてみたところ、オートでは全体的にボケ気味で、AUTO以外のモードでマクロ固定で撮影した結果、じゃっかんボケ味が出てしまう感じでした。
よくあるパターンの1つとして、Tech21 Impact Clear Case for iPhone 7といったアクセサリーの近接撮影がありますが、手前にピントが当たり、奥に行くにつれてグラデーションボケ味が発生しています。
全ピン撮影がしたい自分にとっては、色々と工夫が必要なようです。
PowerShot G9 X Mark II用の純正ソフトケース「CSC-G9」は、本革を使用したケースで、同じ素材を使用したストラップも付属しています。
装着したままですばやく撮影でき、バッテリー交換もスムーズに行えます。
こうしたボディ全体を保護するケースの場合、底面ケース部分は、カメラの底面部にある三脚ねじ穴にネジ止めする方式が採用されている場合が多いのですが、これは、ストラップ部分をスナップボタンで抜けないようにする方式で、底面部分は単に装着されているだけとなっています。
また、カバー部分も、スナップボタン式ではなくマグネット固定式のため、取り外しがとても楽に行えます。