キヤノンが、ライブ配信サービス対応のプレミアムコンパクトカメラ「PowerShot G7 X Mark III」を8月上旬から発売すると発表しています。

キヤノン初の1.0型・有効画素数約2010万画素積層型CMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC 8」との組み合わせにより、動画と高速連写の性能が向上しています。

キヤノンのコンパクトデジタルカメラで初めてクロップのない4K動画撮影を実現し、レンズの画角を生かして風景など広角で撮影したいシーンで活用できます。

また、最大約30.0コマ⁄秒の高速連写ができ、撮影者の狙った大切な瞬間を撮影できます。

新しく搭載された「縦位置情報の付加」機能により、カメラを縦位置で撮影した動画でも、スマートフォンやPCで、自動的に縦位置で再生できます。

RAW画質を維持しながら、データ容量が小さい新フォーマット「CR3」を導入し、処理速度の高速化を実現しています。

また、RAWバーストモードで撮影した画像は、撮影後に本格的な編集が可能です。

動画をインターネット上に送信するための配信ユニットを用意しなくても、Wi-Fiに接続することにより、カメラ本体のみでYouTubeでのライブ配信ができます。（CANON iMAGE GATEWAYへの登録が必要）

ポケットWi-Fiやテザリングなどを用いることで、外出先でもリアルタイムに配信することができます。

約104万ドット、高精細3.0型液晶モニターを搭載しています。

AF位置の調整や設定の変更も直感的に行えるタッチパネル式で、指のタッチやドラッグで操作できます。

上方向約180°、下方向約45°まで動かせるチルト式液晶モニターが採用されています。

開発中のトライポッドグリップ（HG100-TBR）を用いることで、自撮りを含めた動画撮影シーンが拡大します。

内蔵マイクに加え、外付けマイクが装着でき、音にこだわるユーザーのニーズに対応します。

このグリップは、米国で開催される展示会 VidCon（2019 年 7 月 10 日～7 月 13 日）などで、順次参考出品する予定だそうです。