トロントのIdéeが開発した画像検索エンジンは、物凄い解析能力を秘めてるようで、その技術を使ったテクノロジーデモがいくつか公開されています。

一つ目は、画像内で似た色が使われてるものを集める「Piximilar」で、アドビ システムズのAdobe Photoshop Elements 6 fro Windowsに搭載されてる機能「類似する写真の検索」でも採用されています。

技術デモとして公開されてるのは、右のカラーをクリックすると、Flickrにアップされた画像の中から、その色に似た画像を探し出す「Multicolour Search Lab」、画像のタグと近似色とを組み合わせ、組み合わせに整合性を持たせない「Visual Search Lab」、アップロードした画像が、指定するURL上の画像から、配色が似ているものを探し出す「BYO Image Search Lab」の３つが公開されてます。

２つ目は、Web上で、ある画像が、どのサイトで使用されてるかを検索する「TinEye」で、画像が修正されていても、不正使用を発見することなどが出来るようになる検索サービスです。実際に「プライベートベータ」という形で、登録できさえすれば試すことが出来ます。

３つ目は、雑誌などで使われた画像が、スキャンされ、他の雑誌や新聞などで不正使用されてるのを発見する「PixID」で、AP通信やゲッティイメージスなどが採用し運用を行ってるそうです。この技術は動画で、どのようなものなのか見る事が出来ます。