iPod touch (7th generation) をチェック
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Appleが発売した、A10 Fusionチップを搭載新型iPod touch「iPod touch (7th generation)」をチェックしてみました。
iPod touch (6th generation)と同じ筐体を含め、背面側の800万画素カメラ、3.5mmヘッドフォンジャック、Bluetooth 4.1仕様などを継続採用しています。
従来と同じく、ピンク、スペースグレイ、ブルー、シルバー、ゴールド、(PRODUCT)REDの6色がラインアップされています。
同梱アクセサリーはiPod touch (6th generation)と同じで、EarPods with 3.5 mm Headphone Plug、Lightning - USBケーブルとなっています。
iPhoneとは異なり、Apple 5W USB電源アダプタなどは同梱されていないため、別途USB電源アダプタが必要になります。
長さ123.4 mm、幅58.6mm、厚み6.1mm、重さ88gで、iPod touch (6th generation)サイズとなります。
本体背面にWi-Fiアンテナのための部分パーツが装備されているのも継続されています。
これらのことから、iPod touch (6th generation)用ケースが利用可能です。
iPod touch (6th generation)とiPod touch (7th generation)を比べてみました。
iPhoneの場合は、カラーネームが同じでも色味がかなり違いますが、iPod touch (7th generation)の場合は、iPod touch (6th generation)と色味も同じなため、見分けるのはかなり難しいです。
iPod touch (7th generation)とiPod touch (6th generation)の背面刻印を比べてみました。
iPod touch (6th generation)は、FCC ID認証番号、FCCロゴなど各種認証ロゴが刻印されていますが、iPod touch (7th generation)には、そうした認証関連の刻印はありません。
設定>情報>法律に基づく情報>認証で表示できれば本体刻印の必要が無くなったためだと思います。
iPod touch (7th generation)とiPod touch (6th generation)のディスプレイは、Multi-Touch IPSテクノロジー搭載4インチ(対角)ワイドスクリーンディスプレイで、1,136 x 640ピクセル解像度、326ppi、800:1コントラスト比(標準)、最大輝度500cd/m2(標準)、耐指紋性撥油コーティングで同じ仕様となります。
現在発売されているiOSデバイスとして生体認証機能を持たない製品となります。
ARKitを利用するには、iOS 11およびA9プロセッサ以降を搭載したiOSデバイスが必要だったため、iPod touch (6th generation)では「計測」アプリでARKit 2を利用したAR計測は利用できませんでしたが、iPod touch (7th generation)では、A10 Fusionチップとなったことで利用可能になりました。
iOS 12.1.4以降で利用可能になった「グループ FaceTime」をiPod touch (6th generation)で利用する場合、ビデオ通話ではなく音声のみのオーディオ通話での参加と制限が掛かっていました。
iPod touch (7th generation)では、A10 Fusionチップとなったことで、ビデオ通話での利用が可能になりました。
これまでのiPod touchシリーズは、バッテリー残量表示で%表示がされませんでした。
iPod touch (7th generation)では、設定>バッテリーの項目に「バッテリー残量(%)」が追加されていて、ステータスバーのバッテリー表示にバッテリー残量の%表示がされるようになっています。
このバッテリー残量表示は、iPod touchユーザーの多くが待ち望んでいた機能ではないかと思います。
設定>画面表示と明るさに「手前に傾けてスリープ解除」が追加されています。
iOS 10で追加された機能ですが、サポートするのは、iPhone6s/6s Plus以降、iPhone SE以降で、iPod touch (6th generation)はサポートされていませんでした。
iPod touchはレストランなどでのオーダー端末、PayPayのショップ側読み取り端末として使用されていることが多く、本体を起こして直ぐに利用可能になることで業務効率が向上する気がします。
撮影協力:MACお宝鑑定団 江東支部
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