Appleが発表した、iPod touch (Late 2009)のうち、プロセッサーが新しくなっているiPod touch 32GB/64GB (Late 2009)の32GBモデルを用いて、ベンチマークアプリ「Benchmark」を使って計測してみました。

比較対象機種は、iPhone 3GS[iPhone OS 3.1、339S0073ARM]、iPod touch (2nd generation)[iPhone PS 3.1.1、339S0048ARM]の２台を使います。

iFixitのiPod touch (Late 2009)バラシによると、採用されているプロセッサーは「339S0075 ARM」だそうですが、実際の駆動性能は、Appleが決めるわけなので、iPhone 3GSより速いかどうか計ってみなければわかりません。

iPod touch 32 GB (Late 2009)の計測結果は518.85（平均計測結果 515）、iPhone 3GSは509.60（平均計測結果 500）、iPod touch (2nd generation)は146.57（平均計測結果 146）という結果になりました。

この結果から、iPod touch 32 GB and 64 GB (Late 2009)は、iPod touch (2nd generation)と比べて約3.5倍速く、iPhone 3GSと比べて約1.03倍速いということが確認できました。

iPod touch 32 GB and 64 GB (Late 2009)は、iPhone 3GSよりも高速というよりも、同等の性能仕様なのかもしれません。

関連情報：AppleのiPod担当ワールドワイドプロダクトマーケティングのショーン・エリス氏、iTunes担当アジア・パシフィック&カナダのピーター・ロウ氏へのインタビュー掲載メディア

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